納豆巻き

コンビニの納豆巻きを小学生の時に始めて開けた時のことを覚えている。海苔を湿気らせないためにフィルムで仕切られてるやつの円柱バージョンのあれである。初心者とっては手順がかなり複雑で、丁寧に説明を読みながら成功したときの喜びの感覚がまだ記憶にある。

大人になった今ではもうそれを開けるときに説明書を見ないし、かといって手順を空で順に説明しろと言われても出来ないが、実際やってみるとなんとなくでうまくいく。ここから得られる考察はなにか。

物事をうまくやるときに、全ての工程を正確に把握している必要は必ずしもない。それよりも大事なのは全体の流れをふんわりと掴んでいることとそれぞれの場面で考えながら対処すれば大丈夫だろうという確信なのではないだろうか。まあ、前者のことをいわゆるプロって呼ぶんだろうけど。

おわり!

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