無駄な感情に支配されて精神を自ら消耗させている人

こんな時期なのに、危機感を全く感じることなく、新入社員歓迎会を執り行う。
そんな職場の同僚に嫌気がさしているが、その職場を辞めることはない。
我慢しながらも、軽蔑しながらも、感情をオフにし続けて毎日その人達と接し続ける。
なぜならお金がなくなるのが怖いから。
辞めてしまうと再就職出来るかどうかわからないから。

はっきり言ってこういうのはメチャクチャ体に悪いです。
自分の心とお金を交換しているだけです。
僕もそういう時期があったのでよく分かりますが、必ず精神が病みます。そして体も壊します。

「あの人たちはダメだ」
「私は絶対にああはなりたくない」
最もなことなので、それ自体は否定はしません。
真面目な人は普通そう思うはずです。

ただ毎日その感情と向き合う事は、恐ろしく精神を消耗させ、確実に変わるためのやる気を奪います。
無意識のうちにダメな人を否定することに相当のエネルギーを使ってしまい、現状を変えるためのエネルギーは枯渇しています。

毎日そういう人と接していると、変われないのはある意味当然なことかもしれません。本当はそういう人に触れちゃあいけないんです。マイナスをプラスに持っていくのは相当ポジティブな人じゃないときついです。

せっかく仕事が休みなのに、人間関係から解放されたのに、わざわざネットで誰かの粗探し。状況が好転する可能性はほぼゼロでしょう。

誰かを変えるために尽力するよりも、自分が変わるために努力するの方が圧倒的に楽です。
究極的には「アイツはダメだ」って思う感情は無駄な感情なんですよ。
アイツは絶対に変わらないのだから。

「正義の奴隷」になっても何も変わらない。
自分の状況が変わるために出来る事だけをやっていきましょう。

いろんなことの自粛要請が出てますが、最も自粛すべきは自分のストレスを自ら増幅させる行為。

自分の心と体を守れるのは自分しかいません。

ありがとうございます。有意義なことに使います。