45歳のおっさんが鬼滅の刃にはまる理由

アマゾンプライムにて鬼滅の刃(きめつのやいば)のアニメ第1期全26話の見終わりました。アマゾン先輩いつも良質なコンテンツをありがとうございます。

一言で言うとどハマりしました。
僕はキン肉マン、キャプテン翼、北斗の拳、ドラゴンボール、スラムダンクなどで育った世代ですが、少年ジャンプっぽさも含みつつ、少年ジャンプっぽくない部分も多々ある新世代のジャンプ漫画だなと感じました。

正義が悪を倒すだけで少年達が満足していたのは80年代までの話。今の漫画では勧善懲悪は通用しません。少年漫画を大人たちが読んでいるというのもありますが、子供達の感性も昔に比べると成熟しているのでしょう。

鬼滅の刃は基本的に悲しい話です。
第一話で一家が惨殺され、残った妹と2人で旅に出ます。こんな重い話を最後まで観れるのか不安になりましたが、話が進むにつれてどんどん引き込まれていきました。

鬼滅だけでなく、僕は新しい作品を見始める時は他人のレビューなどは一切見ないことにしています。先入観を持ちたくないからです。
流行りに疎い僕が見るのだから、間違いなくかなり流行っている作品です。それだけで情報は十分。あとは自分の感性が決めることです。

僕が一番、感銘を受けたのは鬼の魂を毎回解放していくところです。
悪い鬼を懲らしめておしまいではなく、その鬼がなぜ鬼となってしまったかが丁寧に描かれます。ダークサイドに落ちるその理由をきちんと説明しています。

人は誰しも悲しみを背負って生きている
鬼に堕ちる人もいる
悲しいけどそれでも強く生きていこうよ

そういった絶望の中の希望を僕はこの作品に感じました。
おそらく今の時代の世相を反映しているのでしょうね。
イケイケの80年代ならこういう作品は生まれてこなかったはずです。

周りを見渡せば鬼に堕ちた人ばかり。
人の話を全く聞かず自分のことばかり話しかけてくる鬼、他人を不快にしていることに気づかない鬼、絶望的にたばこ臭い息で話しかけてくる鬼、仕事という名目を使って他人を蹂躙する鬼。
悲しいけど強く生きていくしかないようです。

現実社会では主人公の炭治郎(たんじろう)のように鬼の魂を解放することはできませんが、鬼には鬼になった理由があるのでしょう。それだけは確かだと思います。
僕は炭治郎ほど優しくなれなそうだし、そもそもそんな鬼たちを滅して(ディスって)も何の意味もないので、自分の魂を磨くことに力を注ぎます。

残念なことに書店では新刊が出るたびに単行本を買い占め転売する鬼が発生していると聞きます。これこそ滅してほしいですが、これも時代の流れ。
1人1冊の制限がかかっている場合は、親子でやってきて買い占めるらしい。自分の子に転売の手助けをさせる。それこそが鬼の行いだと僕は思いますが、鬼には鬼の理由があるのでしょうね。

紙の本もいいですが、がんばらないと買えないらしいし、重くてかさばるので電子書籍かな。19巻くらいなら僕でもギリギリ大人買いできる量。
アニメ2期を待つゆとりもないので、そのうち買うことになるでしょう。

僕と同世代のおじさん達も見てみるといいですよ。声優さんもすごくいいのでまずはアニメからどうぞ。魂が浄化されるのを感じるはずです。

僕は今2周目をじっくり見ているところです。


ありがとうございます。有意義なことに使います。