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🍙フードバンクのお手伝いを10ヶ月やってみました🙋

こんにちは。いつも読んで下さるみなさま。
ありがとうございます😌初めましての方こんにちは🙃

私は普段から使わなくなったものを捨てない生活を心がけています。雑貨や洋服を信頼のできるリサイクルショップや支援先へ寄付してきました。時々皆さんにもお伝えしていて読んで下さった方もいらっしゃると思います😌⤵

そんなこともあって15年ほど前からフードロスにも関心があった私は、去年の3月 地域でフードバンクをやっている団体があることを知り、お手伝いに行くことにしました。

最近はフードロスや貧困というキーワードと共に、耳にする機会も増えたかと想いますが、みなさんはフードバンクというところ行ったことがありますか?

フードバンクとは
企業や家庭で余りそうな食品(フードロス)を集めて
生活に困った方にそれらを配布する場所です。

特別な場所のように感じるかもしれませんが、お手伝いを初めて10ヶ月で、フードバンクはとても身近な場所だと言う事がわかったので、今日はそのことについてお伝えしようと思います。

セッセセッセ

私は自分が変化した瞬間を感じるのが大好き💕

例えば最近は
✨インスタのストーリーが楽しくなった☺
(以前は高校生の遊びだと思っていた(~o~))
✨初めて保護犬猫の街頭募金にお札を入れた🐕🐈
(以前は何故か300円までと決めていたけれど正直になった)
✨フラのお稽古で、形にとらわれずに気持ちで踊るとゆったりと曲に乗れる感覚が掴めた!(これも意識の変化からくるもの💃)

⤴こんな風に自分の中のちっちゃな変化を楽しんでいます。


実際にフードバンクを実践してみると、私の目からは大量の鱗が流れ落ち、脳みそがひっくり返るほどの意識の変化を起こしました。

まずは、、、、とっても当り前なんですけれど
生身の人達とたくさん知り合う。話を聞くんです。そして皆さんが優しい。これがもう、何もいらないくらい感激することでした。

フードバンク
先日の開催日にインスタで報告した画面です💐

毎回色んな方が食品を持って訪れて下さいます。
私はスタッフとして受け取りに来る方と話をしますが、みなさん控えめで、「これくらいしか出来ないんですが・・・」と言ってささっと帰られます。こんな時期ですので足止めすることも出来ないのですけれど皆さま謙虚😭

持ってくる方と受け取る方は、同じ場所に来るんだけれど、すれ違うことはあっても直接話をすることはありません。けれど、食品の寄付を持ってきて下さる方も生活に困っている方に寄り添いたいし、何か出来ることはないかと考えて下さっている。同じ気持ちがあります。

だから私は 

その橋渡し。 

ただ食品をもらって、はいどうぞって渡すんじゃなくて、困っている方たちは何を望んでいるか、少しずつでも聞いて、何かしたいと想って下さっている方にお伝えする。それが大きな役目だなってわかりました。


そすしてもう一つ わかったこと。
私の手伝っているフードバンクはフードロスを回収するのが目的で運営されています。集った食品を生活に困っている方にお渡しすることで、食品ロスも解消されて困窮者も助けられるという 夢のようなお話し。

そう。

それって夢なんです。

もちろん企業から賞味期限間近の備蓄品が大量に届いたり、農家さんから市場に出せない野菜が届いたり、フードロスの削減としての機能も果たしてはいます。認知が広がれば、フードバンクに運び込まれる食品はもっと増えると思います。

でも

個人の方がフードロスを解消するために持ってくるとしたら、それは年に何回あるだろうか。ロスを意識している家庭なら、フードロスにはしないはず。それでも毎週だったり毎月だったり定期的に来てくださる方がいる。
そんなにいつも缶詰やレトルトやお米のフードロスが出るだろうか。

ど う し て ?

それは・・・・

買った商品だからでした。

その方たちは、フードロス削減ではなくて
生活出来ない方々を助けることが目的なんです。

実際に生活困窮者は増え続けていて、今届くフードロス(余ってしまう物)だけではまったく足りません。個人や企業が(負担して)寄付という形で届けて下さる食品が頼りになっているのです。

インスタより

なので現状は
①フードロスをもっと回収するために、たくさんの人に呼びかける。
②それでも生活支援に足りない分は寄付や支援をお願いする。
これがフードバンクの現実。真の役目です。

そして・・・

3つめのわかったことは

さまざまな貧困の形があるということ。

それはとても身近で
誰にでも起こりうるということ。

だからこそ 
お互いに見守り 支え合うことで
なんとかなる場合もあることがわかりました。

食品を受け取りに来ている方は、数ヶ月後には必要なくなる方が大半です。月に一回の配布は数日分の足しになる程度なので、それだけでは一ヶ月を生活出来ません。一度渡せば癖になるみたいな考え方も、聞くことがあるのですが、そんな事は全然無くて、この場所にずっと頼っていたいと思う人は
いないんですよね。

仕事を見つけられた。
生活保護をもらうことになった。

どちらかに別れるところだけれど、ほとんどの方が数回で次のステップに移ります。生活の基盤はフードバンクだけでは支えられないのです。

支えられないのに やる意味は?

あるんですよお🥰

大切なのは
来た方と話をすることだからです。

人って
誰かと話して自分の事を感じてもらって生活すると、前に向ける生き物だと思うから。食料が必要ならどうぞ。無人の場所から食べ物を持って行って下さい。そういう事ではないんですね。

少しでも話す相手がいる。
最近どう?って聞いてもらえる。

また困ったらここに来たら良いんだ。
そう思って次のステップに行ける。

あったかい。

ずっとココロがじわじわとしている場所なんです。
受け取りに来る方に温かさを感じます。困っている方に失礼にを承知で正直に言いますと、顔を見せてくれると、あ~来てくれたんだね~って思ってしまいます。へんな言い方でごめんなさい🙇
普段の生活では忘れ去られている、ココロだけで接する事が出来る相手だからだと思います。私自信もココロを許して正直な会話が出来るんです。

フードバンクはそういうところでした。

①社会には誰かに何かをしたいと思っている方がたくさんいる。
②生活に困っている方をフードロスだけでは支えられていない。
③貧困とは多様で身近な出来事。

初めて足を運んで「お手伝いをしたいです」と言ってから10ヶ月。

テレビやネットでは伝わってこない、誰かのために時間を使う方法が ここにありました。知らない誰かのために食品を選んで想いを寄せて開所時間に合わせて足を運んで下さる方がこんなにもたくさんいる事に驚きました。

その中のお一人の言葉。
「こういう場所をやってくれてありがとう。何かしたいと思っていたけれど何も出来なかったから、嬉しいの」
同年代の方の言葉に 私は
胸を詰まらせて 頷きました。

私は神奈川県でお手伝いしていますけれど、支え合う場所は日本の至る所にあって、そこに足を運ぶ人達はたくさんいます。フードバンクだけでも全国には140ほどが活動しています。他にも子ども食堂や若者支援。炊き出し。食に関する事だけでもたくさんの組織があります。

本当に小さなグループが、それぞれに地域を支えていて、その点が繋がって線になり、日本中がほっこりすればいいなと思います。

私自身は食品だけでなくて、日用品や洋服も地域で循環させたい。
生活バンクをやりた~い☺と考えています。

長くなってしまいましたのでこの計画は次回に書かせて頂こうと思います。

誰も教えてくれないけれど
実はたくさんの方が思い思いに参加している
誰かの為の行動の仕方を
発信していく~( ´ ▽ ` )ノ

去年から引き続き2022も
何を買ったか。何を食べたか←得た物の発信から
どこに行って誰のために何をしたか←行動の発信に シフトチェンジ🌸
をテーマにします🥰


長文お読みいただきありがとうございました🙇


フードバンクの情報や
それにまつわる記事をりゆーすという名前で発信しています↷

一度近くのフードバンクを調べてみてください。
そしてぜひ 訪ねてみて下さい🥰



そしてその後の今は?・・こちらに書きました⤵☺


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