文学フリマ東京36お疲れさまでした
普段あんまりこういうお疲れさまでした記事とか書かないんですが、今回は盛り上がりがすごかったのと、とってもうれしかったので書きます。
まずは、文フリ東京歴代最多入場者数更新おめでとうございます!
マジで人多すぎてここが東京コンクリートジャングル!? てなってました。
通路に人が氾濫していて、目的のスペースに行くのも一苦労……(氾濫言うな)
今回は新刊は特になくて、秋以降のイベントで出たらいいな~っていう新刊予定の概要のフリーペーパーくらいしか目新しいものがなくて、まあいつもの感じで気楽に行くか、と思ってたんですが。
蓋を開けてみれば持ち込んだ本が全部売れて、売るものなくなって時間内の撤収を余儀なくされました……。
マ?
いやもともとそんなに数を多く持って行ってなかったっていうのはあるのですが、でもほかのイベントに比べて減らしたとかそういうわけではないんですよ……。
ご購入に至らなくてもわりとひっきりなしに人がいらしてくださって、大変ありがたく……。
今回は、販促ポップの文字を大きくしたのが勝因なのかな? と思いました。
あと、ポップにnotice me senpaiお得意のパワーワードを増やしたので、その効果もあったのかな、かなり足を止めてくださる方が多かった印象です。
今回、既刊は小説が2種、エッセイが1種だったのですが、エッセイの内容が内容なせいか「実話ですか?」と聞かれることのまあ多いこと。
小説ゾーンにいたからエッセイだと認識されてなかったのか? と思ってたけど、もしかして一緒に並べてた小説のせいでSFだと思われたのかな……と今更ながら考えてます。
と言うのもエッセイの内容が「ICL(眼内コンタクトレンズ)手術をした話」なのと、一緒に並べてた小説が「自称火星人とラブコメする話」だったというダブルパンチで。
まあ火星人のほう最初に目についたら、目ん玉にレンズ挿入して視力取り戻す話なんか、手術のこと知らなかったら何らかのSFかなって思いますよね。
いつもこれは反省するんですが、わたしのサークル主としての態度について。
けっこう学級会になりがちなこのテーマ、つまり声掛けするしないとか、見る側からすりゃほっといてくれだとか、サークル主は喋りたいとか。
わたしは、サークル参加でも一般参加でも、バチボコに喋りたい人なんですね。
人がいたら喋ってないと死ぬんですよ。
で、わたしの一般参加の購入スタイルって、小説に限っては、ぺらぺらめくって作風や筆致を確認して好みかも、と思ったらあとはサークル主さんに「これってどういう系統の話なんですか?」って聞いちゃいます。
小説って立ち読みしても好きな話か作風か、みたいなのは漫画に比べて判断しづらいから、サークル主さんの話を聞いて判断するパターンが多いんです。あくまでわたしは。
だから、そのノリでついつい、いらしてくれてパラ読みしてくださってる方に、聞かれてもないのに「この話はこういうあらすじでこういうノリでキーワードはこんな感じで読後はすっきりで~」と説明しがち。
たぶん、ほとんどの方には受け入れられないスタイルだと思う。
同人誌即売会に買い物に来る人って、けっこう「そっとしといてくれ、自分で選ぶから」ってスタンスの人が少なくない印象で。
まあもちろん、わたしの話をウンウン、と聞いて購入にいたってくれる人もいるんですが。
10人に同じ態度取ったら7人が愛想笑いでスペースを去っていく肌感ですね。
分かってんだ、分かってんだよ過剰接客と言うかエクストリームウザい人だって言うのは。
個人的に、同人誌即売会、買い物だけが目当てで行ってないので……。
その場での交流とかそういうのも目当てにしてるので……。
創作してる人とおしゃべりすると、やっぱり活力をもらえると言いますかあ……。
まあでも、それはそれとして楽しかったな……。
人間がいっぱいいて楽しかった……。
スペースで人が立ち止まると声掛けして立ち上がってお節介おばさんになってしまうから、だいたい立ちっぱなしだった。
というわけで、文学フリマ東京36、まことにお疲れさまでした!
秋は新刊。(春はあけぼののテンション)