見出し画像

金言661:「三顧の礼」の威嚇

この言葉を初めて聞いたのは、子供の頃に実家の裏に引っ越してきた「怖いおじさん」の口から出た時でした。何しろ、この人が声を荒げて「三顧の礼」と言ったので意味はわかりませんでしたが、重要な意味のある言葉だと思いました。
敷地の境界線を巡って何かお願いごとで3回父に会いに来たようです。3回目も父が門前払いをしたので怒ったようです。このおじさんが反社勢力の構成員であることを知ったのは、この人が引っ越してからでした。(すぐいなくなりました、お勤めにいったのかもしれません)
三顧の礼に対して、父は門前払いしました。実家の前には交番があり、公務員の父は無法者に対して「下手にでる」とどういうことになるか知っていました。
「テロには屈しない」という大国の意思表示と同じように、我が家には「三顧の礼」の威嚇にも屈しない家訓がありました。

いただいたサポートはこれからやってくる未知のウイルス感染対策、首都直下型大地震の有事対策費用に充当します。