見出し画像

ため息337:稟議制度

従業員の疑問:
役員指示である案件を実施するために、その案件実施に必要な稟議を当該役員の指示通りに書き、上申し、決裁されました。その指示内容は実行する現場としては問題があるものでしたが、業務命令により実行し、結果は失敗しました。指示通り実行してその責任は稟議を書いた担当者が負います。指示した役員の責任は問われません。

経営者の答え:
稟議というものは、やらせてほしいと従業員が経営者の承認を求めることです。従業員がどうしてもやりたいというので、我々は承認したのです。稟議の結果に役員が責任をとっていたら首がいくつあっても足りません。

いただいたサポートはこれからやってくる未知のウイルス感染対策、首都直下型大地震の有事対策費用に充当します。