マガジンのカバー画像

金言from山市文庫アーカイブ

1,088
日常のビジネスシーンで受けた指示事項、顧客に指摘されたこと、商い成立の過程で感動したこと、取引の場面で失望させられたことなどを中心に紹介していきます。読者の周囲にもいつの世もどこ… もっと読む
運営しているクリエイター

2021年1月の記事一覧

金言39:グローバル・スタンダード

ソフトウエア会社の米国人CEOの金言 国際化により、世界市場はひとつになっているから、日…

金言38:次は自分の番か

消極的から攻撃的にモードを変えたCEOの話 この会社は、米国で小さく始めました。最初の2…

金言37:プラス思考

元祖コピーライターの金言 六本木の飲み屋での話しです。 「気に入った娘をゲットするために…

金言36:二兎を追うもの

暴走族発生以前の世代の金言 二兎を追う 深夜、真っ赤なZで第1京浜を走っていました。信号…

金言35:花は半開を看る

出典は采根譚かもしれません。 満開に咲き乱れている花はきれいです。しかし、すぐに見飽きて…

金言34:毎日創業

グローバル企業のCEOの金言 「一葉落ちて天下の秋を知る」 紅葉が一枚落ちたくらいの些細…

金言33:足りない部分は笑顔でカバー

創業390年の旅館の総支配人の金言 「効率=サービスの質の低下ではない。」 関が原の戦いが終わってまもない箱根で創業した老舗旅館。15代当主は銀行マンをスカウトし、総支配人に招きました。社員の平均年齢が30歳という旅館で、価格破壊による活性化をはかり、周辺地域の旅館業界に刺激を与えています。 良質で安いものを提供することで、利用客のうち80%のお客さまの支持を得ることを経営方針のひとつにしています。旅館でIPOを目指しています。総支配人が元バンカーですから経営数字には明

金言32:品質向上活動は儲かる活動だ

独立系情報処理企業のトップの金言 「品質向上について」 品質、スピード、コストの優先順位…

金言31:デジタル・ジャングルの基本的法則

米国大学院で最初に電子商取引をテーマに博士論文を書いた学者の金言 「大が小を必ずしも食わ…

金言30:誘われたら断らない、期待されたら裏切らない

ベンチャーの上場を目指すマネージメントグループの金言 「誘われたら断らない」 毎晩、赤提…

金言29:今年は悪いものを全部出せ

量販店の建て直しができなかった経営者の金言 あるとき、この経営者は、懇親会に幹部社員を全…

金言28:電話のとりかた

大手都市ホテル宴会営業支配人の金言 宴会販売部門の責任者が部下にスキル・トランスファー(…

金言27:これまでの常識、これからの常識

新興勝ち組企業のオーナーの金言 ▼これまでの常識 ◎これからの常識 伝統的な手法を否定し…

金言26:潰れるかもしれない会社へ転職する理由

ある上場企業の会長(同好会の会長ではありません)の失言 慢心と放言のバックグラウンド: この会社は過去5年にわたり、アナリスト、幹事証券会社、主要株主向けに、上場達成のための様々な施策を実施してきました。まず、IT企業の若手登用ということで、30代の若手SEを役員にし、10年先に戦力になることを期待した先行投資をしました。そして2回仕切りなおしをして、3回目に上場を果たしました。最近は、人事制度を改編して実力主義をとりいれました。新卒採用とグループ会社の社員受けいれで、社員