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ギャンブル依存と阿武町事件

まさかの逮捕だった。
僕個人は、「民事」の方で、解決を図ってゆくのだと
思っていた。
「後出しじゃんけん」ではないけれど、僕は、男性(以下A)が
「もう使ってしまった」と供述した段階で、「ギャンブルだろうな」と
思っていた。

アルコール依存、薬物依存などと同じく、ギャンブル依存も
WHOが「病気」だと定義しており、意思の強い弱いや、
倫理観や、道徳心などとは別の位相で語られるべきことで、
Aにとっての「思いがけない入金」は、例えるならライオンの檻に
生肉を放り込んだようなもので、そのお金によって、
ギャンブルをしてしまうのは必然のことだったと思う。

Aの人生は、これからどうなってゆくのだろう。
依存症だからといって、返金の義務が猶予されることは
おそらくないだろう。
元の金額に利息や、他に税金が加算され、一説には、7000万円近くに
膨れ上げるともいわれているし、仮に元の金額のままだったとしても、
毎月5万円づつ返しても70年かかり、とても現実的な解決策だとは
思えない。
とあるYouTuberが、「俺が返してやる」と一昨日くらいに
名乗りでていたが、逮捕によって、それも有耶無耶になった。

唯一の解決策は、上記したように、篤志家などによる寄付や
クラウドファンディング、あとは家族が肩代わりするとかしか
ないように思う。
逮捕された以上、たとえ社会に出てきても、就職は極めて
困難だろうし、自己破産もこのケースの場合は、無理だそうだ。

上に書いたような解決策が出てこない限り、
Aは「死」をもって償う(あるいは逃れる)しかないと
考えてしまうのではないだろうか。
で、阿武町側は一切責任を問われないのだろうか。
罪を作った、あるいは罪に誘導したのは、最初にミスした
阿武町なのに、全てAが悪いというのはおかしな話だ。

前澤友作さんみたいな人が、助けてあげればすごく
カッコいいのだろうけど…….

繰り返しますが、罪を作ったのは町役場であり、
Aは、「治療を必要とする病気」だったということ。
その点を十分に加味して、司法、(と民事における役場)は
解決策を見出して欲しいと願ってやまない。

前日来、風邪っぽさと自律神経系の不調が続いているが、
一昨日、昨日はよかったが、今日は、風邪っぽさの方の
症状が強めに出ている。
午前中もいくつか用事を済ませてきたが、熱感がとれない。
なので、九州限定の風邪薬「後藤散」とロキソニンを服用。
夕方の仕事までゴロゴロしていようと思う。

みなさんもよい1日をお過ごしください( ・∇・)

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