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マイルためるならJAL VS ANA【基礎編】

こんにちは、Z世代のキャッシュレスです。さて、今回は日本の2大航空会社の日本航空(JAL)と全日空(ANA)をマイルをためる、使うのに特化した目線で比較していきます。また非常に長い文になってしまうため、今回の基礎編と次回の応用編に2部構成でお送りします。ぜひどちらもご覧ください。

基本情報

日本航空(JAL)は、国内外に広いネットワークを持つ日本の主要な航空会社です。アライアンスはone world(ワンワールド)に加盟しています。
一方の全日本空輸(ANA)も世界中に路線ネットワークを形成するメジャーな航空会社です。アライアンスはStar Alliance(スターアライアンス)に加盟しています。

マイレージプログラムの概要

JALマイレージバンク(JMB)

JALマイレージバンク(JMB)はJALの提供するマイレージプログラムです。フライトだけでなく、ショッピングやスマホ決済、カード利用でたまります。特典航空券やWAON残高への交換、JAL Payにチャージして利用できます。
JALマイレージバンク サイトはこちら

ANAマイレージクラブ

ANAマイレージクラブはANAの提供するマイレージプログラムです。フライトに加えてショッピングやスマホ決済、カードの利用でマイルがたまります。ためたマイルは特典航空券への交換、ANA Payへのチャージなどで利用できます。
ANAマイレージクラブ サイトはこちら

ステイタスプログラムの比較

各マイレージプログラムには、搭乗回数などで決定されるステイタスプログラムが用意されています。それぞれのプログラムは実は大きな違いがありますので、マイレージプログラムを利用する際は注意すべき項目です。

JAL Life Status プログラム

このステイタスプログラムは2024年にスタートしたJALの新しいプログラムです。これまでのプログラムとの大きな変更点は、より日常での利用が重視されるようになったことです。毎年リセットされてきた従来のプログラムと異なり、生涯たまり続けるLife Statusポイントにより上位会員サービス「JALグローバルクラブ」を目指せるようになりました。そのLife StatusポイントはJALグループ便の搭乗はもちろん、JALカードやJAL Payでの決済、JAL Mallでのお買い物をはじめとした日常生活におけるサービス利用、JALが推奨する環境にやさしい活動への参加などによって獲得することができます。また主にJALカードを保有している会員向けにStarグレードという6段階のグレードがあり、ラウンジの利用などができるようになります。これまでより搭乗回数が少なくても上位会員になったりJALグローバルクラブへ入会したりしやすくなりましたが、反対に搭乗回数が多くてもJALカードの利用が少ない方などは不利な条件になっていることもあります。
JAL Life Status プログラム サイトはこちら

Life Statusポイントがたまるサービス一覧(公式サイトより)

ANA プレミアムメンバーサービス

ANAにもステイタスサービスが用意されています。ANAでは、通常のマイレージ会員に加えてブロンズ、プラチナ、ダイアモンドの3つのプレミアムメンバーサービスが用意されています。ANAグループの旅客機優先搭乗やマイル優遇などに加え、スターアライアンスのランクも付与され世界のスターアライアンス加盟航空会社で優遇を受けられます。JALのプログラムと比較してより飛行機搭乗とANAカード利用が重視されていて、飛行機に乗る機会が多い方、ANAカードをよく利用する方が有利となります。一方で関連サービスの利用などは考慮されないので、その点は注意しましょう。またプラチナ、ダイアモンドメンバーの方はスーパーフライヤーズカード(SFC)を発行できるようになります。スーパーフライヤーズ会員になると、座席クラスのアップデートや優先搭乗、ホテル優待などが受けられます。
プレミアムメンバーサービス サイトはこちら

スーパーフライヤーズカード(SFC)


クレジットカードの比較

各航空会社のカードは、普段のお買い物からマイルをたまりやすくなり、さらには上位会員を目指す方にはマストなアイテムです。

JALカード

JALカードは、JALマイレージバンクカードにクレジット機能が付いた、マイルをためやすく、つかいやすいカードです。200円で1マイル(0.5%)がたまり、特約店では2倍の1%還元でマイルがたまります。またフライト時のボーナスマイルや年会費4950円のJALカードショッピングマイル・プレミアムへの入会(CLUB-A ゴールド、プラチナは自動入会)などで効率よくマイルをためられます。
提携ブランドはJCB、VISA(プラチナ除く)、Mastercard(プラチナ除く)、アメリカン・エキスプレス(CLUB-A除く)、ダイナース(CLUB-A ゴールドのみ)と多岐にわたります。Suica機能付きや東急、小田急ポイントと提携したカードもあります。
カードランクは初年度年会費無料の普通、旅行傷害保険や割引を強化したCLUB-A、還元率強化版のCLUB-A ゴールド、プライオリティパス付帯など最高峰のプラチナの基本4ランクに加えて在学中年会費無料の学生専用、20代限定でゴールドに匹敵するレベルのサービスを受けられるCLUB ESTと非常に多くのカードがあります。
カードデザインもリニューアルされより便利に安全に使えるようになったので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
JALカード サイトはこちら

ANAカード

ANAカードは、フライトや日常のお買い物でもマイルが貯まる、ANAマイレージクラブのクレジット機能付きメンバーズカードです。一般は100円につき0.5マイル、ゴールドは100円で1マイル、プラチナは100円で3〜4.5マイル相当のポイントがたまります。またANAカードマイルプラス加盟店で買い物をすると100円または200円につき1マイルがさらに付与されます。さらにフライト時のボーナスマイルやANA Payへのチャージでもマイルがたまります。
提携ブランドはJCBVISAMastercard(プレミアムはなし)、アメリカン・エキスプレス(交通系IC一体型、ワイド、学生はなし)、ダイナース(ゴールド、プレミアムのみ)から選べます。
カードランクは一般、ゴールド、プレミアムの3種で、学生やよりマイルがたまりやすいワイドもあります。ほかにも提携カードやデビット、プリペイドを含めればバラエティ豊かなカードが揃っています。ANAカードでは、JALカードと異なりカード利用分は各カード会社(ex.三井住友カード、JCB)などのポイントがたまり、それをマイルに交換できる形になります。ですのでマイル以外でもポイントを使いたいという方は発行するANAカードがどのポイントがたまるカードか確認しておくといいでしょう。
ANAカード サイトはこちら

まとめ

いかがでしたか。今回はJALとANAについて、マイルの視点から解説する基礎編としてお送りしました。基礎編の内容を踏まえると、飛行機搭乗に限らず様々なサービスを利用するいわゆる”経済圏”的な使い方をする方であればJAL飛行機搭乗で効率的にマイルをためたい方であればANAが向いていると感じました。応用編も鋭意制作しますので、ぜひご覧ください。気に入っていただけたらスキやフォロー、コメントをしていただけると嬉しいです。またXやInstagramも更新しているので、ぜひご覧ください。
【追記】応用編 完成しました!ぜひご覧ください!!

この内容は2024年8月現在の内容です。今後サービス内容の変更などが発生することもありますので、ご紹介したサービスを利用される際にはご自身でサービス内容をお確かめください。

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