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ブランドプリペイドのメリット・デメリット+おすすめ3選

こんにちは、Z世代のキャッシュレスです。今回は、これからキャッシュレスを始める人に向けておすすめなVISA、Mastercardなどの国際ブランドがついたプリペイドカード(ブランドプリペイド)についておすすめな理由と特におすすめな3つをご紹介します。

ブランドプリペイドとは?

ブランドプリペイドとは、VISAやMastercard、JCBといった国際ブランドのネットワークで利用できるプリペイドカードです。コード決済のPayPayや、スターバックスコーヒーで使えるスターバックスカードなどもプリペイド型の決済手段ですが、(PayPayは残高払いした場合を指します。クレジット機能は後払いです)ブランドプリペイドにはクレジットカードと同様に16桁のカード番号が付与されクレジットカードが使えるインターネットショッピングや街のお店などであれば基本的にどこでも利用できるカードです。(一部使えない加盟店もあります。詳しくは注意点へ)

ブランドプリペイドのメリット

1.審査不要で学生でも使える

一つ目のメリットは審査が要らず基本的に誰でも発行できる点です。特に三菱UFJ傘下のカンムが提供するバンドルカードは審査不要かつ年齢制限なしで利用できるプリペイドカードです。(ポチッとチャージは満18才以上から)他社のブランドプリペイドでは、満6才以上(未就学児除く)[三井住友カードほか]など年齢制限がある場合もありますが、クレジットカードやデビットカードに比べれば非常に敷居は低くなっています

2.チャージ式で使いすぎの心配が低減される

次にチャージ式で使いすぎの心配が少ないことがあります。クレジットカードを敬遠する声としてよくあるのが、「気づかずに使いすぎそう」といった意見です。しかしブランドプリペイドは基本的にチャージが必要なので、使う額を決めて入金すれば計画的に利用でき、子どものキャッシュレスデビューやクレカは使いすぎが怖いという方にもおすすめです。

ブランドプリペイドの注意点

1.ポイント還元はクレカなどより劣る

大抵のブランドプリペイドの還元率はクレジットカードで一般的な0.5%〜1.0%より低いことが多いです。基本的にポイント還元は「クレジット>デビット>プリペイド」なので、お得に使いこなすという意義は薄いといえます。具体的には先ほど例に挙げたバンドルカードは還元なし、三井住友カードでは0.25%(例外あり)、Kyashは最大1.0%です。

2.セキュリティがクレカ・デビットより弱いことがある

あくまで個人的見解ですが、プリペイドカードのセキュリティはクレジット・デビットに比べて脆弱である傾向にあります。おそらくチャージした金額内でしか利用できないからであると推察しています。もちろんすべてのブランドプリペイドが弱いわけではなく、Kyashや三井住友カード系などの大手は30日前や60日前に遡って補償されます。しかし、バンドルカードなど一部の会社では補償が一切ないので、
1.一度に多額のお金をチャージしない
2.利用通知を注視し、異変を感じたらすぐに停止する

など自衛をとり、できれば補償があるサービスを利用しましょう。(個人的には不正利用の補償がないサービスの利用は避けるべきであると思います。)

かぞくのおさいふの紛失・盗難による不正利用は補償されますか?

かぞくのおさいふの第三者による不正利用は、一部のお取引を除き、届出日の60日前からその損害を補償します。
ご利用覚えのないお取引があった場合は三井住友プリペイドデスクまでご連絡ください。
<補償対象外>
・暗証番号による取引
・スマートフォンまたは会員情報の紛失・盗難等によるApple Payの取引
(会員情報の管理について、Apple Pay利用者に故意または過失がないと当社が認めた場合はこの限りではありません)

三井住友カード かぞくのおさいふ よくあるご質問

3.一部加盟店では利用不可

先述のとおり、クレジットカードが使えるお店ならブランドプリペイドは利用できますが、ガソリンスタンドやサブスクリプションサービスなど一部の加盟店ではプリペイドカードは利用できません。ブランドプリペイドはクレカのように使えますが、全く同じ使い方はできないので、注意しましょう。

おすすめのブランドプリペイド

1.au PAY プリペイドカード

国際ブランド:Mastercard
基本還元率:0.5%
リアルカード:あり(バーチャルのみも提供)
発行手数料:600円(バーチャルのみは無料)
一つ目にご紹介するのはau PAY プリペイドカードです。au PAYというとコード決済のイメージが強いと思いますが、実はMastercardブランドのプリペイドカードも提供しています。コード払いとプリペイドカードの残高が共通で、ICチップがついてタッチ決済対応のリアルカードを持てるため、au PAYが使えない街やネットのお店でも活躍の幅が広がります。コード決済とブランドプリペイドを併用したい方におすすめです。


2.Kyash

Kyash Card(発行手数料900円)


国際ブランド:VISA
還元率:最大1.0%
リアルカード:あり(バーチャルのみも提供)
発行手数料:0円〜900円(バーチャルは無料。IC・タッチ非対応は300円、対応版は900円)
次にご紹介するのはKyashです。このプリペイドカードは今回ご紹介するプリペイドカードの中で最も多くの機能を有しており、使いこなせば便利なサービスです。例えば家族や友人などと共有の口座を作ってお金の管理をできる機能や、残高のATM出金など、目立ちはしませんが痒いところに手が届くようなサービスになっているので、ブランドプリペイド初心者の方にもおすすめです。

3.ANA Pay

画像のリンクより引用


国際ブランド:VISA
還元率:0.5%
リアルカード:なし
発行手数料:無料
ANA Payは航空大手のANAが提供するブランドプリペイドです。このサービスはもともとコード決済であったANA Payをリニューアルしてブランドプリペイドになったものです。(現在はVISAプリペイドに加えSmart Codeでも利用できます。)今回ご紹介する中で最もブランドプリペイドとして歴史が浅いですが、最近では日常でもマイルがたまるという点から積極的にキャンペーンなどが行われています。またマイルをためるだけでなく使うこともできるので、普段よく飛行機に搭乗される方はもちろん、そうでない方にもおすすめです。しかし、リアルカードは現状ないため、Apple PayやGoogle Pay、ネットショッピング以外では利用できません。一部のポイ活ユーザーの方にはお得ルートの一部として利用されていますが、こちらでは紹介できないためご興味があれば調べてみてください。

公式サイトはこちら

まとめ

今回はブランドプリペイドのメリットとデメリット、おすすめのプリペイドを3つご紹介しました。使いこなせば便利なサービスですが、難しいところもあるため利用する際はご自身で調べてから使ってみてください。
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