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MBAでAcademic Rep に立候補


復学したときに掲げた3つの目標

1年間の休学を経てMBA復学した際、3つの目標がありました。

第1に海外で仕事を見つけること。これは、海外で働く夫と暮らしつつ、専業主婦にならないためです。

第2に成績トップ10%以内に入り、ディーンズ・リストにのること。これは、海外の就職活動でGPAをレジュメに書くのが普通であるためです。復学した際、1学期の授業からやり直させてもらいました。休学前に取った単位は再履修する必要はなかったのですが、成績がかなり悪かったからです。

そして、第3の目標が「アカデミック・レップ」に立候補することでした。

「アカデミック・レップ」とは

アカデミック・レップとは、学級代表のようなもですが、勉強に特化しています。

放課後の活動(パーティの主催)に特化した係が「ソーシャル・レップ」、就職活動に特化した係が「キャリア・レップ」とよばれていました。この3つの役割に、各クラスより2名づつ選出されます。

アカデミック・レップの主な仕事は、必修科目授業の満足度調査を行い、教授にフィードバックすることでした。

「アカデミック・レップ」に立候補

休学前にも、入学してすぐの学級会で代表を選ぶことがありました。その時はじめて「アカデミック・レップ」の存在を知りました。その時も興味はありましたが、立候補する勇気も自信もありませんでした。

1年間休学して、しっかりMBAの予習をして戻ってきた時には、立候補することができました。

ところが、2人しか枠のないアカデミック・レップに3人が立候補しました。そのため、立候補者がスピーチをしてクラスメイトの投票で決めることになりました。

選挙演説

私は次のような抱負をクラスメート伝えました。

「私は英語が苦手です。金融などMBAの勉強に直接関係するような仕事をしてきたわけでもありません。だから、劣等生になる可能性があります。

でも、とても高い学費を無駄にしたくはありません。

私のように、落ちこぼれてしまうのではないか、という不安を抱えている学生の意見を拾って、教授にフィードバックできるような、アカデミック・レップになりたいです」

と。

私はもし、休学前のMBAで、こんなスピーチをする候補者がいたら投票したと思います。往々にして学級代表に立候補するのは、優秀そうで自信がありそうな人が多いからです。

おそらく私のように、これから始まるMBAに不安を抱えている学生が他にもいて、彼ら、彼女らが投票してくれたのでしょう。

無事当選することができました。

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