見出し画像

【雪の日はセレンディピティが起こりがちな3本】の映画

【おうちでほっこり鑑賞できて、後味の悪くない映画】を、12種類ある「casaの家」で観るなら...という視点で、皆さんの『おうち映画館』のスパイスになりそうなオススメ映画をご紹介してまいります。

洋邦問わず年代問わず、友達と家族と恋人と...ファミリー向けも織り交ぜつつ。vol.11はこちら↓

画像1

feat. casa nord - −20℃のデザイン -

■ 製作から30年。色褪せない雪の名作✂︎

『シザーハンズ』
上映時間:98分
 ジャンル:ドラマ恋愛ファンタジー
監督  :ティム・バートン
出演  :ジョニー・デップ、ウィノナ・ライダー
上映  :1991年 製作国:アメリカ

ティム・バートンとジョニー・デップが出会った最初の作品。名作『シザーハンズ』をご紹介。古城にたった一人で暮らすのは、ジョニーデップ演じるエドワード。両手がハサミのエドワードは、ある出来事から町の人々と交流していくことになります。そこで、ウィノナ・ライダー演じるキムと出会い恋に落ちるところから物語が展開していく、美しく繊細で切ない物語。

手がハサミであるがゆえ不自由なことも多いエドワードですが、植木やヘアスタイルまでも素敵にカットしてしまい、町の人気者になっていきます。このエドワードのスタイルは、バートン監督が10代の頃に描いたイラストが元になっているそう。友達もおらず孤独だった当時のバートン監督と、劇中のエドワードが重なる本作。以降、ジョニー・デップはバートン作品に欠かせない役者となっています。

映画の核心へとつながる、「雪はどうして降るの?」という冒頭の少女のセリフ。美しい雪のシーンは、北国でも快適に暮らせるヒミツの詰まった家 casa nord(カーサノルド)でご覧いただきたい一作です。

nord_外観

■ 「たとえ普通の女の子じゃなくても?」

『モールス』
上映時間:116分
 ジャンル:ドラマ、ホラー、ファンタジー
監督  :マット・リーヴス
出演  :コディ・スミット=マクフィー、クロエ・グレース・モレッツ
上映日 :2011年 製作国:アメリカ

雪に閉ざされた田舎町に住む少年:オーウェンの隣家に、ミステリアスな少女:アビーが越してきます。アビーは、雪深い道でもいつでも裸足。学校でいじめられているオーウェンは、同じく孤独なアビーと仲良くなります。美しい雪景色と共に描かれる、美しく繊細な少年と少女の絆...とは言うものの、そこはホラー寄りのダークファンタジー。ややご注意を。

オーウェンとアビーは徐々に仲を深め、自宅の薄い壁越しにモールス信号で会話し合うようになります。同時に、町では猟奇殺人が多発して...。

色白で儚げなクロエ・グレース・モレッツちゃんが、とにかく可愛くて繊細。少年が向ける真っ直ぐな想いとふたりの関係性が、とても美しい映画です。原作は小説『MORSE -モールス-』。同じ原作を脚色して作られたスウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』の、いわば姉妹映画になります。

二人が最初に出会うのは、真っ白な雪の積もった公園。-20℃でも快適に暮らせるようにと、北国を拠点とする建築家・五十嵐淳氏が設計した casa nord にぴったりの映画です。

nord_内観03

■ 焼きマシュマロは大優勝です

『オンネリとアンネリのふゆ』
上映時間:81分

監督  :サーラ・カンテル
出演  :アーヴァ・メリカント、リリャ・レフト
上映日 :2018年 製作国:フィンランド

最後にご紹介するのは、北欧と暮らす家 casa liniere でもご紹介した『オンネリとアンネリのおうち』の続編『オンネリとアンネリのふゆ』。

バラの木夫人から買い取った“女の子2人が住むためのお家”にも冬がやってきました。クリスマスの準備をするオンネリとアンネリのもとに、小さな小さなお客さまが訪ねてくる今回。ピンチに巻き込まれつつも正直に向き合う2人と、北欧ならではの冬の様子が可愛らしい作品です。

アドベントカレンダーやクリスマスの飾り付け、クリスマスツリー、手作りのお菓子、暖炉の火に当てて食べる焼きマシュマロ。冬の時間が長い北欧ならではの、おうち時間の過ごし方の秘訣がたくさん。小さなお客さまの為に大活躍するドールハウスにも注目です。女の子なら誰しもが憧れる可愛らしいお家は、子供部屋の参考にしたい作品です。

冬のお家の中でも、2人が半袖や軽装で過ごしているのもポイント。寒い冬でも、家の中は快適に暖かく過ごせるのは北国の家ならでは。断熱や保温性にも優れている casa nord にオススメの映画です。

nord内観

- - -
次回は、最新トレーラーハウス mobile casa で『おうち映画館』するなら...をテーマにご紹介していきます。




この記事が参加している募集

映画感想文