保険会社が損害金を支払わない理由
最近、やっと保険会社と対等にものを言えるようになってきた。
間違っていても、おかしいと思ったら感情的にならずに問いかけ出来る知識と言い負かされない理論武装は必要かと。
加害者の過失が100%の追突事故で被害者が相談事業場の顧客。
修理見積もり金額は20万円なのでそんなに大きな事故ではない。
幸いなことに人損被害もない、単なる物損事故。
損保会社(アジャスター)から金額の了承と作業開始の許可 (支払いのない場合、ここを言う事業者が多い) を得て仕事を始めた。
作業完了。
修理代金もほぼ見積りどおり。
車を納車。
しかし、保険会社からの支払い(振込)がなく、すでに半年近くになる。
弊社から保険会社に何度か電話を入れたが、そのたびに、「加害者が自費で払うか保険を使うかで悩んだままなので支払いが出来ない」とのこと。
そこで、弊社から加害者に直接請求しようと思い連絡した。
アドバイスがほしい、と。
保険会社から支払いがない、という考えがすでにおかしいことに気づいてほしい。
間違いではないが、加害者は依頼者ではない。
普通、依頼者でもない人に請求するか?
出来ないだろう?
寧ろ、依頼者である被害者に請求するのが妥当だと思うがどうだろう?というと、「弊社顧客は過失なしの被害者。それこそ被害者に請求出来ないだろう。損害を与えた加害者が支払うべきだし、それが当然ではないか?」と相談事業場はいう。
マイナーですが必要な方も多い情報なので事業者には好評です。ただ、内容はあくまでも参考程度にお願いします。時々講演会にも呼ばれますので購入代金はその際の交通費の『サポート』に使わせていただきます。よろしくお願いいたします。