ママを笑顔にするために
先日、霊媒師 森明日香さんの
すけすけスキャンという
いわゆる占いを受けた。
友人が別の友人に勧めているのを聞いていたら
なんとなく受けたくなり。
霊媒師、占い、というキーワードだけで
眉間にシワが寄る人もいるけど
わたしは"占い"が好きだ。
受けなくてもよかったわ、と
思う占いももちろんあるけど
その時になぜ自分が
受けなくてもよかった
と、思ったのかを考えるだけでも
意味があると思うから。
で、今回の森さんのすけすけスキャンは
人生で1.2を争う、私にとっては
有意義な占いだった。
わたしが森さんに聞いてみたかったことは、
以下のこと。
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発達障害の息子の将来が不安すぎて
いつもわたしは不必要に怒鳴りつけてばかりいる。
そのせいで息子の自己肯定感が
下がってしまっているのではないか?
もう少し穏やかに彼と接したいのだが
不安が強すぎてできない。
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それについての森さんの回答。
森さん
「レオさん呼べますかー?
(↑上に向かって)
あー、あのね、なんかレオさんは
楽しく、面白く言ってくれるとわかるけど
怒って言おうと、静かに言おうと
実は何を言われてるのか
よくわかってないみたいです」
私
「・・・。」
(何も伝わってなかったってこと?)
森さん
「あきさんのことはね、
”この人はいつも不機嫌だな”
と思ってるみたい。
でも、それだけ。
自分のせいだ、とかそんなんじゃなく、
この人はいつも不機嫌な人だな、まる、
みたいな。
レオさんはすごくシンプル。
楽しいことが好きで
面白いことが好きで
ただ、ママに笑ってほしい。
ママの笑顔が見たい。
そのために、来たんですって。
なんかね、
レオさんが生まれる前のあきさんは
心から笑ってないっていうか・・・
自分らしくないというかそんな感じで
だから僕が行かなくちゃ、
この人を笑顔にしてあげなくちゃ、
って思ってレオさんは来たんですって。
めちゃくちゃ愛されてますね。あきさん。」
・・・・・・・・
息子が生まれる前のわたしは
目の前の出来事や人が
正しいか、正しくないかという
いわゆる"正誤"というものに囚われていて
その上、正しくあることを他者にも要求する、
許し、というものから
1番遠いところの住人だった。
でも、息子が小さく生まれて
今まで全く縁のなかった病気や障害を通して
パートナーシップや
家族の在り方に向き合わざるをえず
たくさん勉強したし、
家族とも自分とも向き合ってきた。
その甲斐あって、
息子が生まれる前の自分よりは
少しだけ今の自分を
好きになることができたと思う。
だから、森さんが言った
この人を笑顔にするために
僕は行かなくちゃ
と、息子が決めてきたというのは素直に
”そうなんだな・・・”と思えた。
森さんが言ったことが
本当なのか嘘なのかはわからない。
いや、もはや、そんなことはどっちでもよくて。
わたしがそれをそうだと思うのか
違うと思うのか、それだけが、全てだ。
森さんは”笑顔にするために来た”と
言っていたけれど
それは毎日ワハハワハハと
笑わせるため、って感じじゃなくて
わたしがわたしを好きになれるように、
人生を楽しんで生きることができるように
そのためには、自分や家族はもちろん
他者と良好な関係を築くことが必要で
それができる人間になるためには
生きるか死ぬかの境界線を彷徨う必要があったのかなと。
そして、あなたは
その境界線を一緒に彷徨うために
わたしのところに来てくれたんだね。
(しかし過酷すぎんか・・・)
続けて、わたしは森さんに聞いた。
先日見に行った、網走にある
日本体育大学特別支援高等学校のこと。
私
「網走の学校にレオは行きたくないって
言ってるんですけど、それは私と
離れたくないからなんですかね?」
森さん
「うーん、レオさんは、ママを笑顔にするために
ここに来たから、それ以外のことは
なんでやらないといけないの?って感じなんです。
だから学校も彼にとったら別に自分が
やらなきゃいけないことではないんですよね」
私
「学校は楽しそうに行ってますけど・・・」
森さん
「あきさんが喜ぶからなんですって」
私
「なるほど…。ゲームも大好きなんですけど
それは??」
森さん
(笑いながら)「それは別腹なんですって!」
・・・・・・・
私はずっと、
私が死んだ後、息子がどうなるのか怖くて
どうにか、働く術を身につけてほしい
もしくは何か、夢中になれることを見つけてほしい
そのために何かしなくちゃと焦っていた。
でも、もしも、息子が
この世に生まれてきた理由が
わたしを笑顔にするためなのだとしたら。
死の淵を彷徨うような生まれ方をして
わたしのところに来てくれた、
そして今、元気に生きてくれている、
それだけで、彼は一生分の親孝行をしたし
彼のこの世でやることはやった、
ってことなんじゃないかと。
だからもしかしたらあっちの世界で
”僕はあの人を笑顔にするために
ちょっとキツめのトライをするので。
できたら、生きてる間は
あんまり頑張らなくていい感じで
プログラムしといてもらえると助かるんですけど”
とかなんとか、神様か誰か知らない人に
お願いしてきたのかもしれないなぁ、と
思った。
そしたらなんだか
すごくすごく肩の荷が降りて
気持ちがスーッと楽になった。
今までわたしは息子に対して
何かしなければならないと
自分で重たい荷物(プレッシャー)を担いで
勝手にそれに押し潰されていたんだな。
#自作自演のS○プレイ
とはいえ、
この人間界ではまだ生きていくためには
お金というものが必要で
息子はお金を稼ぐことができなくて
そうするとわたしがいなくても
支援をしてくれる人が必要で、と
考えないといけないことはあるけれど
わたしを笑顔にするために
命がけでこの世に来てくれた息子に
わたしができることは
まずは毎日笑って生きることなんだ。
わたしは息子と一緒に
もっと幸せにならなくちゃ。
改めて、森さん、素敵な時間を
ありがとうございました。
そして紹介してくれたMさんもありがとう!
素敵な時間でした。