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キャリコン実技のCL役パターン別対策とは?

キャリアコンサルタント試験、特に実技試験、どんなCLが来るか、ちょっと不安ですよね。CL役のパターン別対策を考えてみましょう。

CL役パターンは色々ありますが、誰が来ても安定的に対応できることが必要ですよね。

パターン1:話さない、不機嫌CL

パターン2:よく話すが、考えがまとまらないCL

パターン3:落ち込んでいるCL

パターン4:私のキャリアを誰かに決めてほしいCL

パターン5:特に上記がない通常のCL

上記5パターンから考えていきましょう。


パターン1:話さない、不機嫌CL

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一番困ると、受験者を悩ますCL役です。しかし、おびえることはありません。いつも通り、関係構築をすればいいんです。受容的態度で、かつ共感的理解を示して、決して焦らず対応していれば、きっと話してくれます。

「話しやすいところからで結構ですよ」 

など安心感をつくるのもいいでしょう。

「仕事は?家族は?遣り甲斐は?」なんて質問攻めは辞めましょう。

また、不機嫌なCLでも、貴方は心理的に安定していられるでしょうか?自己一致(純粋性)で、謙虚に対応できるでしょうか。

時に「今の質問は不適切でしたかね。もしそうなら、ごめんなさい」など謝る姿勢も大事かもしれません。こういった「態度」も見られている可能性があるんです。

パターン2:よく話すが、考えまとまらないCL

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よく話しがちなCLもいます。しかし、情報量が多いのは多いので、結構大変です。何が重要な情報で、何に困っているのか、しっかり情報を整理する能力が必要になります。

いずれにせよ、基本には忠実に行きましょう。関係構築が一番大事です。話の所々で、しっかり共感的理解を示し、時に深く考えさせる具体化、掘り下げも有効でしょう。

パターン3:落ち込んでいるCL

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何らかのイベントがあり(就職失敗、失業)、落ち込んでいるCL、自己効力が落ちているCLもいるかもしれません。

この場合も、基本は同じです。関係構築を少し多めにとって、共感的理解をしっかり示していきましょう。このようなCLに対して、良かれと思い、具体的対策、展開にすぐに入ってはいけません。気を付けましょう。

パターン4:私のキャリアを決めてほしいCL

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「私はどうすればいいの?転職すればいいの?残るの?」 

決めてください的なCLです。自律していないし、自主性もないCL。

これはどうすればいいのでしょうか?

もちろん、結論を出すようなことはしないでください。CLに変に同調し過ぎたり、焦って、結論を伝えてしまっては、CLの意のままに動かされているだけです。

「大事な意思決定ですから、もう少しお話を聞かせていただきたいです」

「XXさんの大事なキャリアを私が決めてしまってのいいのでしょうか?」

上記のように、自主性、自律に気づくアプローチが良いでしょう。

決して、自分はこう思うという結論を伝えないよう気を付けてください。

パターン5:特に上記がない通常のCL

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特に癖のない、普通のCLの場合もあります。

基本に忠実に行きましょう。

関係構築➡問題把握➡気づき(内省)➡成長 ですね。もちろん、この型のまま綺麗にいかないこともあります。CLの様子をよく観察し、適した進度で進めていきましょう。

お役に立てば幸いです。

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