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イヤイヤ期の育児に演技が有効だと思う3つの仮説

息子は3歳児。イヤイヤ期絶頂!
カメレオンのようにご機嫌がコロコロ変わる。
普通に指示しても素直に『ハイ』ということは絶対にない。

公園で一緒に遊んでいたおばあちゃんに教わった話。
『そろそろ帰ろう!』と促しても
『イヤだ、まだあそびたい!』となるだけ。
自然と家に脚が向くように仕向けるだけでいいのよと。
その通り、子どもはごねることなく静かに帰って行った…

①指示しない

家に帰って、さっそくトイレで試してみる。
『トイレ行こう!』と言っても
『イヤだ、あそぶ』となる。

トイレの前でスーパーのチラシを持って
『なんだこれ?パンツの後ろに餃子はイヤや』と言って笑うと、
たったったっと走ってきて
『おパンツ餃子いやや~』とケラケラ笑いながらスッとトイレを済ませた。

魔法だ!
ノーオーダー・メソッド。

②演技をとりいれる

演技をとりいれた応用編。
『人参食べなさい』では食べない。
『(ミッキーマウスを真似て) この赤いのな~に? 美味しい?』と尋ねると
『ミッキーさん、これね、人参っていうんだよ!』と言ってパクっと食べてみせる。

魔法だ!
スクリプト・メソッド。

③魔法を解明する3つの仮説

①互いに他者を演じあうことでパパと子という主従関係から解放され、
対等な関係になり、それが能動的自発性を誘発するのではないか?
②他者を演じて気持ちのスイッチを切り替えることによって自我がコントロール(抑制)され、心地良い状態で相手を受容するのではないか?
③次のセリフが『yes or no』ではないので、会話がはずむ発展的な展開を自然と模索していくのではないか?

いずれにしても演技には夢中になって入り込みやすい仕掛けがあり
イヤイヤ期の育児において
すくなくとも我が家では大いに有効である。

大人同士のコミュニケーションにも
なにか役立ちそうな気がする!

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