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【ひとケア・ワークLab.のご紹介】ジェンダーから、働く人とケアについて考えてみましょう!


プロフィール写真(正面・上半身)

はじめまして。ひとケア・ワークLab.主宰の巽 真理子です。
このラボは、働く人とケア(子育て・介護など)の課題を、ジェンダー視点から考えて・伝えることを通して、暮らしやすい社会づくりに貢献するために立ち上げました。

みなさんは、SDGsをご存じですか?ジェンダーは、そのSDGsの第5目標で、国際的にも注目されています。
ですが残念ながら、日本はジェンダー・ギャップ指数121位と、先進国で最下位。それは、社会の色々な場面での責任や役割、そして機会(チャンス)が、男女という2つの性別で区切られてしまっているからです。

性別は、男女の2つではありません。
性別よりも、個別性の方が大きいことも多い。
でもいまだに、特に子育てや介護などのケアが関わる場面では、男女という2つの性別で分けられてしまいがちです。
たとえば子育てなら、親になったとたんに、女性=母親/男性=父親に分けられて、母親なら/父親ならこうあるべき、という「あたりまえ」にしばられてしまう。そこには、歴史的・社会的・政治的な背景があります。

まだまだ日本では、きちんとしたジェンダーの知識が、社会で働いている人たちに伝わっていません。
ひとケア・ワークLab.は、これまでジェンダー研究(女性学・男性学)が培ってきた研究成果を企業研修に活かすことで、ジェンダーの知識を働く人たちに伝え、日本社会の常識にしていきたいと考えています。


<主宰紹介>
巽 真理子  TATSUMI Mariko
大阪公立大学 ダイバーシティ研究環境研究所 客員准教授
女性研究者支援室 総括コーディネーター(女性研究者支援センター副センター長)
巽 真理子 研究室|大阪公立大学 (omu.ac.jp)

〇略歴
神戸大学文学部(社会学専攻)卒業後、20代はケーブルテレビ局勤務、30代は子育てをしながら色々な市民活動に参加し、NPO法人ふらっとスペース金剛(子育て支援)の立ち上げに関わる。その後、40代目前の2008年に、子育てとジェンダーの問題を研究するため、大阪府立大学大学院 人間社会学研究科に入学、2016年修了(博士(人間科学))。
大学院在学中の2010年に、大阪府立大学 女性研究者支援センター コーディネーターとなり、大学における女性研究者支援や男女共同参画推進、ダイバーシティ推進に関わる。2015年より 大阪府立大学 ダイバーシティ研究環境研究所 コーディネーター、2017年より同大学 特認准教授、2022年に大阪公立大学 ダイバーシティ研究環境研究所 特任准教授、2023年より現職。

〇資格:保育士、専門社会調査士
    CAPスペシャリスト、ノーバディーズ・パーフェクト・ファシリテ
    ーター、スターペアレンティング・ファシリテーターも経験

〇専 門 分 野:家族社会学、ジェンダー論、ワーク・ライフ・バランス、
         DEI(ダイバーシティ&インクルージョン)、女性活躍支援
〇研究テーマ:父親の子育てと男らしさ、ワーク・ライフ・バランスと
       ジェンダーなど

〇行政委員(2023年現在)
消防庁女性消防吏員活躍推進アドバイザー、河内長野市男女共同参画審議会会長、堺市北区子育てフェスタ実行委員、河内長野市UR南花台団地集約跡地活用整備事業推進委員会委員


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