ベンチャー企業で営業・IPO・海外事業を経験「事業を作る人」を作る人へ
キャリアシェアインタビュー第3弾はCreww株式会社でStartup Studioの運営責任者をされている永野さんです🎉
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▽第1弾
デジタルマーケを軸にサイバーエージェントから外資系メーカーへ
▽第2弾
リクルートの新規事業部長から一番苦しい道を選び経営のプロフェッショナルへ
キャリアシェアインタビューとは？
キャリアシェアプラットフォーム『Career to』のリリースにさきがけて、ビジョンの実現に向けて努力している僕たちのロールモデルにキャリアをシェアしてもらうインタビュー企画です。複数回に渡り様々なビジネスパーソンに登場してもらいます。
※このような状況ということもありインタビューはWebにて実施させて頂きました。
雑居ビルのベンチャーで入社初日から営業担当
Career to（以下Ct）永野さん今日はよろしくお願いします！永野さんにはStartup Studioでお世話になっています。その辺も後ほどお聞かせください。
永野さん（以下永野） 了解です！よろしくお願いします！
Ct それではさっそく、学生時代からのご経歴を教えてください。
永野 学生時代はですね...。ずっと遊んでました（笑）とにかく遊んでいましたね。今は新規事業開発に携わる仕事をしているわけですが学生ベンチャーとかに入っているとかというわけでもなく。
Ct そうなんですね。就活はどんな感じでしたか？
永野 ちょうどリーマンショックの時期だったんですよ。でも全然考えてなくててきとーでいいやと思ってたんです（笑）でもベンチャーでITという軸で考えていて、説明会に2,3個いったんですが、ソフトウェアとか言われてよく分からなくて。ノー勉で参加していたので（笑）でもわりとぱぱっと内定が出たんです。4年生の4月くらいだったんですが、説明会に寝坊して最終面接も遅刻して、社長にHP見てどう思ったかと言われて見てないですみたいなこと言ったら、どうなってんだよと詰められて、でも内定はもらえたみたいな（笑）IPOを目指していた会社でした。IPOの意味は分かりませんでしたが。
Ct （すごいのかすごくないのか分からなくなってきたな...！）なるほど！入社を決めた企業はどんなところだったんですか？
永野 商社系ITベンチャーでした。新卒を取り始めて3期目で30人くらいの雑居ビルに入っていたベンチャーでしたね。
Ct 仕事はどのようなことをされていたんですか？
永野 toBの営業をやっていました。すごい覚えてるんですが、2セクションあって僕だけがCRMを開発していた部門に行かされて、4月1日からいきなり営業に同行したんです。同期がロープレしてる中で営業して4月の中旬には契約書や覚書のレビューとかしてましたね。商材としてはHorizontal SaaSだったんですが、その当時はまだSaaSも浸透しておらず、買うから利用するという考え方が定着しつつあるくらいの時代だったんです。そこで、戦略として一時的なスポットで使ってもらえそうなところに行ったらはまるんじゃないかと思って中〜大型スポット案件に絞って提案をしまくったんです。そしたらけっこう売れて、そこからパートナーとのアライアンスにはまっていきました。そんなこんなで2年くらい営業をやって、順調だったんです。
Ct めちゃめちゃ活躍されてたんですね！
マネージャーとしての挫折、IPOを経て単身東南アジアへ
永野 たしかにキャラ的なところもあって目立ってた感はあったかもしれないです。でもその後絶望した瞬間もありました。3年目には10人くらいのチームのマネジメントをするようになっていたんですが、感覚的にいままで仕事してきていたのでみんな辞めちゃったんです。当時の自分は完全にワーカホリック的な感じだったのでメンバーにもそれを求めてしまったんです。それでマネジメントの難しさを学びながら、その経験をもとに優しくなったと思います。
Ct 3年目とは思えないご経験ですね。その後はどのような仕事をされたんですか？
永野 そこから本格的に上場準備になって、IPO準備をIR・経営企画室でやりました。ずっと資金調達できたら海外行きたいってずっと言っていたんで、2015年に上場したタイミングで海外事業を担当するようになりました。
Ct 海外事業はどこでどのようなことをされていたんですか？
永野 最初はベトナムで半年、その後フィリピンと日本を行き来するような形で2年間という感じでした。内容としてはまずはパートナー企業の開拓でした。IT商社と組んでIT機器メーカーでローカルパートナーとなってくれるところを開拓していました。同時に顧客も回って、顧客が見えたところでJV、合弁会社を作るという手筈でした。外資規制の関係やローカルでのマーケティングを考えたときに、顧客基盤を持っているローカルと組むことが得策でした。それでMOUを締結していよいよ設立するぞとなった段階で社内の決裁が下りなかったんですよ。やるやる詐欺みたいな感じですよね。それで現地のステイクホルダ―には意思決定のスピードが遅すぎるみたいに言われて最悪だーってなって。そのあと自分の中で機会損失感がすごくて、そのころから漠然ともっと新規事業を自分の裁量でできるところがいいなというのと海外は飽きたなみたいなのがあって転職を考えました。
Ct なかなか経験できることではないですよね。英語もきっと達者なんですね！
永野 いやぜんぜん、気合とノリで、あとはホワイトボードでなんとか（笑）
0→1の数と主体的な事業推進を求めた転職
Ct その後の転職はどんなところを考えていたんですか？
永野 領域でいうと10人くらいのスタートアップですね。あとはVCも興味を持っていました。でも行ける気がしないなーと思っていて、その辺はCareer toの課題意識と近いですよ。後はぜんぜん行きたくなかったんですがノリで見てみようと思ったのがコンサルですね。僕コンサルは全然合わないと思うんですよ、浮くと思うんですよね（笑）
軸としては2つあって、1つ目は0→1のナレッジを蓄積できるところ、2つ目は主体的に事業を進めることができるところということでした。その点VCは2つ目の主体性という点でどうなのかなと思っていたところ、アクセラレーターやインキュベーションを数多くこなしつつ主体的に事業を成長させている会社があるという話を聞いて圧倒的第一志望が現れたんです。それでここしかない！と思って入社を決めたのがCrewwでした。両方あるじゃないか！ドンピシャだなみたいな。実は最後にGAFAからも内定が出て、ネームバリューとやりたいことで揺らいだんですがCrewwを選んだんです。天秤にかけてみて待遇面に揺らぐ自分ってダサいなと思ったんですよね。
Ct Crewwの皆さんってほんとに楽しそうにお仕事のお話されるのが印象的です。入社後はどのようなお仕事をされたんですか？
永野 入社前と入社後でギャップはなくて、コミュニティマネージャーみたいな感じでスタートアップ支援をしました。めっちゃ楽しかったです。それを1年くらいやった後、スタートアップ側のシード特化領域でStartup Studioの運営をスタートしました。スタジオはほんとに楽しくなっているので、今はCrewwというよりもスタジオが楽しいみたいなところがありますね。ただVCと違ってファイナンスには関われないというのがあって、ファイナンス領域というのが僕の中でかっこいい大人のパーツの内の1つと思っていることもあり、課題意識みたいなものはありますね。
事業を作る人を作りたい—Startup Studioへの想い
Ct なるほど...。最後に今後の目標や成し遂げたいことを教えてください！
永野 うーん、なんだろうなー、僕あまり長期的な目標みたいなのがないんですよね。ただ70歳くらいになったときに、これをやってきて良かったなあという風に思えていればいいなーと思ってて、そんな感じですかね。あとは直近でいうと、事業を作る人を作るみたいな、まさにCareer toの皆さんみたいな人たちが、永野さんのおかげです！と言ってくれるようになればめっちゃ嬉しいです。そして偉くなってもらってご飯に連れていってもらうみたいな（笑）そういう風になれたらいいなと。
副業禁止とかで制限されているだけで、能力がすごく高くてちょっと動いたらすごい爆発力あるだろうなーという人たちがたくさんいると思ってるんです。なのでそういった人たちの"かせ"をとってあげて、挑戦を後押ししたいという想いがあるんです。
経歴＆スキルカード
Ct ありがとうございました！頂いたお話を基に経歴とスキルカードをまとめてみました。こんな感じですか？
永野 そうですね。ここはIPO準備...うん、まさにIPO準備だな...
永野 こんな感じでしょうか！
Ct ありがとうございました！
Q＆A
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🔎Career toはStartup Studio by Crewwの採択プロジェクトです🔎
https://studio.creww.me/projects/12/
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