藤原セイの想い

「はたらく人を前向きに」。

以下補足します。ロングストーリーです。

自分自身は、所謂「ダメ社員」として新卒から3年間を過ごしてきました。転職エージェントという営業要素のある仕事の中で圧倒的な赤字社員であることは言うまでもありません。そればかりか、「会社に毎日元気に出勤するのが社会人の仕事」という、よくある営業会社の社風の中で、

突然の失踪×2回。

「売上上がらなくてつらい」「会社に迷惑をかけてつらい」という、完全自分本位な理由で会社を一週間ほど休みました。それも前ぶれなくいきなりです。

当時の上司は二人とも厳しい方だったのですが、その後突然優しくなりました。

そんな経験をしながらも、数多くの法人個人のお客様に恵まれ、色々な経験を経て、現在管理職を拝命するようになり、更なる経験を積んでいる最中です。

僕のキャリアが築かれてきた大前提には、所属している会社が、失踪したことのある社員の過去をある意味水に流せるような、本当に暖かい社風であったことは否めません。しかし同時に、この業界の経験者の方ならば分かると思いますが、ご支援数を積み重ねられないような人間にはマネジメントを任せることはしません。お恥ずかしい経験の後に、自分なりにどうしたらご支援を出来るのかを考え、実行し続けた結果、今のキャリアが結果的について参りました。

正直なところ、同じ社員の中でも特段学歴がある訳でもなければ、順調にキャリアを積んできたと言えるタイプでもない。今だって試行錯誤。

また、ぶっちゃけ頭が切れるタイプでもない。行動力が高いほうでもない。

人より抜きん出ていることがあるとしたら、目立ちたがりという性質だけ。

そんな中で得られたノウハウと考え方は、実は価値があるんじゃないか、と思い始めました。

きっかけは、自分のノウハウを応用して行い始めた学生の就職支援。(前提として本人の資質と頑張りがある中で)「行きたい会社に支援する」ということが多く出来ていたことです。

また、マネジメントの仕事をする中で、過去苦しんでいたメンバーが自分の配下に来て成長し、社内表彰を受けることが多数ありました(巷では「再生工場」と呼ばれているとかいないとか…)。

加えて、社内外から本業とは関係のない仕事が多く舞い込むように。それは転職支援の仕事にまつわるものではなく、新しい事業の立ち上げのメンターだったり、講演だったり、研修だったり、執筆だったり、色々。

それらを振返る中で得た、最大の学び。

それは「前向きさは、仕事を楽しくする」ということ。

前を向いて行動することで、たとえ時間がかかったとしても、必ず道は開ける。

道が開けたら、誰かに賞賛されて、嬉しくなる。

そして、それが気付いたらやりがいになっている。

この感覚を、本業以外でも誰かに伝える機会があるのならば。

こんなに素晴らしいことはないなという想いから、

冒頭にある「はたらく人を前向きに」というミッションに至りました。

僕自身、まだまだ本業での自分のキャリアの追求と、

事業目的への貢献を果たす気持ちが強くあります。「人生上がり!」という感覚は一切なく、むしろどんどんと欲望のサイズもでかくなっている。

同時に、プロセスにおいて、得られたものを世の誰かに還元していくことで、1人でも多くの方の「はたらく」が前向きに、お役に立てるならばこんなに嬉しいことはない。

そんなことを目指して、色々と発信していくのが藤原セイです。

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