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世界最低レベル!?日本企業の熱意ある社員数

米ギャラップ社の17年の調査では、日本における「熱意あふれる社員」の割合は6%でした。これは、世界139カ国中132位。世界ワースト7位と言う驚くべき結果です。

この調査は全世界1300万人のビジネスパーソンに12個の質問(アンケート)をする事で導き出された結果です。母数だけを見ると、統計データとして認めざるを得ないと思います。

熱意を測る12の質問

12個の質問の中には、
1:職場で自分が何を期待されているのかを知っている
2:仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている
3:この7日間のうちに、よい仕事をしたと認められたり、褒められたりした
4:職場の誰かが自分の成長を促してくれる
5:職場の同僚が真剣に質の高い仕事をしようとしている
6:この6カ月のうちに、職場の誰かが自分の進歩について話してくれた

などの、自己肯定感や承認欲求、安心や自己成長に関わる質問が含まれます。

日本企業では、世界と比較して
自分だからできる
会社や顧客から必要とされている
去年より今年は仕事を通して成長できた

と言うようなことを感じにくい環境になっていると言うことでしょう。

皆さんはどうでしょうか?
「お前の代わりなんていくらでも居る」
「会社は顧客のためと言いながら売上ばかり考えている」
「毎年同じ事の繰り返しでつまらない」

なんて発言を聞いた事がある人も多いと思います。もしかしたらあなた自身が発したこともあるかも知れません。

お前の代わりなんていくらでも居る

私が最初の就職で選んだ公務員の世界は、まさにこの言葉で埋め尽くされていました。

それどころか、公務員の世界ではネガティブな意味だけではなくポジティブに『お前の代わりはいくらでも居る』を使うこともあるくらいです。

「行政サービスが一担当の力量や能力に左右されてはいけない。あなたが異動した後も持続可能な仕事こそが大事」

なんて言われて、妙に説得力のある消極性だと感心したことを覚えています。

仕事に熱意は必要か?

「仕事に熱意なんて必要ない。おもしろい必要も無い。仕事は苦しいものだ」と言いきる人も少なくありません。

もしあなたがそんな考えをお持ちなら、それはどこで身につけた考えなのか思い出してみてください。ご両親や上司など目上の方の考え方ではないでしょうか?

世界は大きく変化しています。
日本以外の先進国ではテクノロジーの導入により生産性が大きく向上し、社会が豊かになっています。AIや電子マネーの普及で、人はより良いサービス提供に集中し、楽しみながら仕事をしています。

苦しみながら生産性を上げられない日本人と、楽しみながら生産性を更に上げていく他国の人々との豊かさの差は開くばかりです。

変えるのはあなた次第です。
先ずは今日から、仕事の中身を見直して、熱意を持てることに集中して見てはいかがでしょうか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。一人でも多くの方がウキウキ、ワクワク働く社会を実現します。週一更新LINE@【LINE】 https://line.me/R/ti/p/%40078qhmzv