いまなぜ「人生を取り戻せ!」なのか
こんにちは!
キャリアデザインや個人のブランディングを支援している山本(@pariporin)です。
これからのキャリアや仕事、転職のことを考えた際に忘れてはいけないたった一つのキーワードがあります。それが、
人生を取り戻せ!
です。
今日はマイページのトップ画像にも書いている「人生を取り戻せ!」の意味について書いてみたいと思います。
▶いつから人生は奪われたのか
まず人生を取り戻す話をする前に、人生はいつ奪われたのでしょうか?
あなたが奪われた記憶がないのは当たり前です。
ほとんどの人は人生を奪われた感覚を持っていません。
それでも多くの人は人生を奪われているのです。
朝6時30分に起床して、朝食を取り、顔を洗って歯を磨き、テレビの天気予報を見ながらスーツに着替えて家を出る。
その後電車で1時間移動して会社で12時間程仕事をし、また電車で帰宅する。
一日の24時間のうち通勤時間を含めて14,5時間(60%以上❗)を仕事に費やしています。
帰宅してやることと言えば食事をし、お風呂に入って後は寝るだけ。
この様な生活をしていてもあなたが生き生きと主体的に仕事に取り組み、仕事を通して成長実感を得ているのなら良いかも知れません。
しかし実際は、多くのビジネスパーソンが仕事への熱意を失っているのが実情です
そう。
あなたの人生はあなたが就職をした時に奪われてしまっていたのです。
人生は一度切りです
一度きりの人生で奪われたまま終える事が良いこととは思えません。
奪われたものは取り戻す必要がありますよね!?
▶なぜいま「人生を取り戻せ!」なのか
奪われていることに気がついて
「早く取り戻したい!奪われていたと思ったら、居ても立っても居られない!」
そんな風に感じる方は次の章へお進みください。
奪われている事は納得したとしても、なぜいま取り戻す必要があるの?
と疑問が浮かぶ人もいます。
なぜいまなのかと言うと、
会社と個人の関係性が変化したから です。
これまでの個人と企業の関係性では、終身雇用や年功序列の給与体系の維持や退職後の年金制度の拡充により、時間や労働の対価を働く個人に対して提示することができていました。
そのため、長時間労働やプライベートより仕事を優先する働き方を我慢することができました。
また、キャリアの多様性も高くなかったため、会社の中で昇進を目指すことが個人のキャリア構築を目指す事とほぼ同様の意味を持っていました。
これまでの個人と企業の関係
(企業) (個人)
終身雇用 長時間労働
年功序列の給与体系 キャリア構築 = 昇進
潤沢な退職金 プライベートより仕事優先
いまの個人と企業の関係は大きく変化しました。
企業は終身雇用の維持が難しい状況(トヨタ社長、経団連会長 談)と公言していますし、「優秀人材の採用のため」という大義名分もあり、新卒時は定額で入社し、年齢とともに上がっていく給与体系は崩壊しました。
厚生労働省の調査によると2017年に大卒の定年退職者に企業が支払った退職金の平均額は1788万円でした。
この金額は、1997年と比較して1083万円も減少しています。今後も退職金を増額する理由は見当たらず、消滅の方向に向かっていると言えます。
いまの個人と企業の関係
(企業) (個人)
終身雇用❌ 😅
年功序列の給与体系❌ 😥
潤沢な退職金❌ 😨
上記のように企業と個人の関係性が変化している中で、企業に依存した人生設計やキャリアデザインが上手くいかなくなるのは当たり前なのです。
企業と個人の関係性が変化しているいまだからこそ「人生を取り戻せ!」と言うマインドと行動が必要になります。
なぜいまなのかについておわかりいただけたでしょうか?
つぎは、「人生を取り戻せ!」をどのように実現するかについてお伝えしたいと思います。
▶どのようにして「人生を取り戻せ!」を実現するのか
ここまで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、いつ人生は奪われていたのか、そしてなぜいま人生を取り戻す必要があるかについてお話してきました。
それではいよいよ、どのようにして「人生を取り戻せ!」を実現すればよいのでしょうか?
一言で言えばキャリアの可能性を自分で拡げ、試し、行動することになります。
皆さんはキャリアオーナーシップと言う言葉はご存知でしょうか。
キャリアオーナーシップとは、
「自らのキャリアについて、どうしたいのか、どうなりたいのか、どうあるべきなのかを主体的に考える必要がある」という考え方です
キャリアオーナーシップは自らのキャリア(人生)を自ら考え、行動する事。つまり人生を取り戻すための考え方です。
上述の通り、これまでは
会社の中で昇進する事 = キャリア構築
という時代が長く続いてきました。
キャリア構築を会社に依存する事で、仕事をしている間だけでなく定年後の生活まで保証してくれる時代に 会社の昇進 = キャリア構築 という考えは当たり前のように感じられます。
しかし今は違います。
会社は定年後の生活まで保証しうるだけの退職金を用意してくれません。
そればかりか事業の縮小や撤退、買収や倒産など様々な理由で終身雇用や年功序列の報酬体系も保証されない時代になりました。
この様な時代に生活を守り、キャリアを構築していくためには、変化する前提を受け入れて、時代の変化よりも先に自らを変化させ、立ち止まらずに行動する必要があります。
いまは会社に所属している人も、会社の中で仕事をするだけにとどまらず、社外の勉強会に参加、コミュニティに参加、読書、副業などを積極的に行っていく。
上記の活動を通して、
キャリアの可能性を自分で拡げ、試し、行動
を行っていくことが「人生を取り戻せ!」を実現する道になります。
つぎは、人生を取り戻すために何から手を付けたら良いのか?
についてお伝えしたいと思います。
▶人生を取り戻すために、いま何をするべきか
人生を取り戻すためには、会社の中で仕事をするだけにとどまらず、社外の勉強会に参加、コミュニティに参加、読書、副業などを積極的にさんかする。
活動を通して、キャリアの可能性を自分で拡げ、試し、行動する必要がある。
とお伝えしました。
それではまず最初に何から始めればよいのでしょうか?
答えは簡単
どれからでも良い のですが、
活動と並行でキャリアデザインを行うことをおすすめします。
キャリアデザインを行う方法については下記をご覧ください。2万文字程のボリュームですが、人生を取り戻すためであれば短いくらいです!
なぜキャリアデザインがおすすめなのかと言うと、
キャリアデザインをすることで、世の中の大きな変化への対応力は格段に増加します。
たとえ思い描いていたどおりに物事が進まなくても、全体感を捉えて許容する力が身につきます。
仕事を通して身につけたいスキルや経験も明確になることで「今の仕事がつらくてつまらない」と感じる事も減らせます。
さらに、同窓会に参加して周りの人と年収や役職を比べて焦る必要もなくなります。キャリアは瞬間で捉えるものではなく、生きる限り継続していくものという事が解るからです。
とは言え、キャリアデザインを一人で行うのには限界があります。
マーケットの状況分析などは冷静にできても、自分の強みの整理は一人で行うことが難しいものです。
私で良ければお手伝いしますので、
まずは仕事観と人生観の整理を行いTwitterでDMいただければと思います!
Twitterでは毎日1冊、キャリアデザインに効く書籍レビューを140文字で投稿していますので、フォローだけでもしてください!泣いて喜びます😂
キャリア構築関連のおすすめ本をまとめてみました
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。一人でも多くの方がウキウキ、ワクワク働く社会を実現します。週一更新LINE@【LINE】 https://line.me/R/ti/p/%40078qhmzv