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【22卒向け】長期インターンが就活に与える影響

これを書いた人
名前:熊谷
大学:関西国立大学
内定先:ITメガベンチャー
就職開始時期:大学3年の6月
見ていた業種:広告、IT
その他:休学+2年以上の長期インターン

告知コーナー

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キャリハブとは

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はじめに

本記事はこれから就職活動を迎えるみなさんに長期インターンのメリットとその生かし方についてお話ししたいと思います。

1.私の長期インターン経験


2年夏〜3年夏に1年休学し、それから現在にいたるまで計4社で長期インターンを経験しました。

金融系IT企業(9ヶ月間):BtoB向け商材のオンラインマーケティング。LP制作や広告文言作成
留学斡旋企業(6ヶ月間):営業資料の作成。オペレーションの効率化。SEO記事作成
人材系IT企業(9ヶ月):企業向けLP改善。事例コンテンツのデータベース作成

2.そもそも長期インターンって?

長期インターンシップについてよく耳にはするけど、実際どんなことをしているのかわからないという方のために長期インターンについて簡単に説明します。

短期インターンと一般的なアルバイトと比較すると以下のような特徴があります。

コメント 2020-06-05 130347

長期インターンシップの大きな特徴は以下の通りです。

①3ヶ月から半年以上の長期間であること
②就業型で会社の一員として社員と同じような業務を担当すること
③有給であること


☆1dayインターンの罠

夏頃から1Dayインターンを開催する企業が増えてきますが、1Dayインターンは会社説明や選考の案内などがメインで”就業体験”という本来のインターンの意味とは異なるものになってしまうので注意してください。

次に就活に向けてという観点で長期インターンをするメリットをご説明します。


3.長期インターンのメリット

〇ガクチカ編
一つ目のメリットは、主に就活のエントリーシート(ES)と面接で必須となる、『学生時代に頑張ったこと』通称ガクチカのエピソードとして長期インターンの経験が武器になるという点です。

※ESの書き方のコツについては別の記事で紹介しています。
(URL)

理由は長期インターンでは以下のような経験ができる可能性が高いからです。

高い目標に対して長期間取り組んだ経験
周りを巻き込んだ経験
取り組みや成果が定量的に表現できる

これらの経験があると企業で勤める上で活躍できる人材であると判断されるため、高評価の対象となります。
また大学生活において将来を見据えて長期インターンに参加すること自体が主体的であるとして好印象を持ってもらえることも多いです。


〇自己分析編
自己分析をする上でも長期インターンの経験は活躍します。
なぜなら、企業で働くことのイメージがつきやすく自分が活躍できる環境の条件や仕事におけるモチベーション源泉がわかるためです。

例えば私の場合、以下のような条件が重要であることが整理できていてこれらが就活軸を明確にするのに役立ちました。

・立場や役職に関わらず目標達成を最大化できるための提案ができる風通しの良い環境であること
・利他的で助け合う文化があること
・よりよい社会を作るために事業を作っている企業であること

また社員の方に働きぶりについてフィードバックをもらうことで自分で気付けなかった強み・弱みがわかるようになったことも就活においてプラスに働きました。


〇企業分析編
就職活動においては自分を知ることと同時に、世の中にどのような企業があってどんな風にビジネスが成り立っているのかを理解する必要があります。

長期インターンを経験するとその会社の属する業界についてはもちろんのこと、ビジネスがどのように成り立っているかがわかるため、他の業界についてもステークホルダーを考えたり、事業の提供価値を想像する力がつきます。

こうして外部環境をしっかりと分析する目を養えば会社のイメージだけで入社して後悔するといった失敗のリスクを減らすができます。


4.就活で注意すべきポイント

先にお話しした通り、長期インターンの経験は就活のあらゆる側面で有利に働きます。
しかし、同時に長期インターンの経験者が就活をする上で気をつけてほしいポイントが2つあります。

まず1つ目は長期インターン先企業の環境を当たり前だと思わないことです。

複数社でインターンをされたことのある方はイメージできると思いますが、会社には個性があり仕事の進め方、文化、社員同士の関係などさまざなな点で違いが生じます。
知らず知らずのうちにその環境に慣れてしまい、どの会社にも似た環境があると思ってしまうと入社後のミスマッチにつながる危険性があります。

2つ目は面接で長期インターンの経験をするときに相手がその道のプロである場合、下手な発言をしないこと、詳細を聞かれても答えられるように準備しておくことです。

これに関しては私自身が苦い経験をしたことがあるので、皆さんには注意してほしいと思います。


5.就活を控えた長期インターン生に意識してほしいこと

今までお話した内容を踏まえて長期インターンしている、またはこれから始める人に就活意識してほしいことをいくつかお伝えします。

・仕事の目的とその目的達成のために優先すべき取り組みを常に考える
せっかく学生としての時間を投資して長期インターンをしているので、目的意識を強く持って取り組みましょう。
業務は尽きることなく、いろんなことを任されると思います。
たまには振り返りの時間を取って、自分が長期インターンをする目的と今やっていることを続けてその目的を果たせるかどうかをぜひ考えるようにください。
そうでない場合には環境を変えることや別のことに時間を使うことなど様々な選択肢を柔軟に検討するのが自分のキャリア、ひいては人生のためになると思います。

・社員や他部署とのコラボレーションの機会を積極的に取りに行く
インターン生の働き方は企業によって多種多様ですが、より実りある経験にするためには自分でチャンスを掴みに行くことが重要です。
まずは任された業務を確実に丁寧にやって信頼を集め、少しずつ影響範囲の広い仕事をもらえるように積極的に取り組みましょう。
上長やインターン仲間との連携も重要ですが、社会人になってからの仕事では部署を超えた連携が当たり前になり、責任も大きくなります。
出来るだけ社員と同等の裁量権を持てる環境で主体的に取り組むことがインターンの意義を最大化することにつながります。

・自分がパフォーマンスが高かった要因、低かった要因を定期的に振り返る
定期的に振り返りをすることは2つの観点で重要です。

1つ目は自己理解を深めるためです。自己分析における長期インターンのメリットについての章でもお話ししましたが、日々の業務を振り返ることで自分のモチベーションの上下する要因がわかったり、生産性高く働ける環境の条件が見つかったりします。こうして自分の特性を内省することは自分が活躍できる会社を見定める上で非常に役に立ちます。

2つ目は成長角度を高くするためです。長期インターンはマインド面でもスキル面でも成長するのにうってつけの環境です。自分の成長したい方向にスピード感を持って進めているのかを定期的に振り返り、業務への取り組み方をアップデートしていってください。


6.インターンの探し方

続いてこれから長期インターンを始めたい!という方にインターン探しにオススメのサイトを紹介したいと思います。

①Wantedly Intern

まず一つ目はWantedly Internです。こちらは3万社以上が利用する採用サービスのインターン限定版です。
私は合計で4社の企業で長期インターンをしたのですが、うち3社はWantedly Internからの応募でした。

Wantedly Internの特徴としては以下のような点が挙げられます。

1.募集要項に会社のビジョン・ミッションが書いてある
2.まずはカジュアル面談という形で気軽に話を聞きにいける
3.地方の企業も含め全国の企業で求人を募集している

長期インターンに申し込むハードルが低く、ビジョンマッチで採用するためWantedly Intern経由で入社した場合、最終的に裁量権が大きい仕事を任せてもらえる可能性が高いことが魅力です。


②キャリアバイト

次に紹介するのはキャリアバイトというサービスです。

こちらのサービスは将来のキャリアにつながるバイト・インターン探しができる求人メディアです。

キャリアバイトの特徴としては以下のような点が挙げられます。

1.性格・価値観診断や経歴をもとに送られるスカウト機能がある
2.ビジネスマナーを学べる動画コンテンツを配信している
3.就業中の企業から業務に関するフィードバックがもらえる機能がある

このようにインターンの経験を最大化させるためのフォローが充実しています。

③InfrAインターン

3つ目はInfrAインターンというサービスです。こちらは大学生向けに実施型の長期・有給インターンシップの募集だけを厳選して掲載している求人サイトです。

InfrAインターンの特徴としては以下のような点が挙げられます。

1.職種/エリア/特徴/業界/人気のキーワードなど様々な切り口でインターンを探せる
2.相談会から長期インターンを紹介してもらうことができる
3.LINE@でInfraインターン運営チームに質問・相談を行える

長期インターンを始めるにあたっての不安を解消できるような手厚いサービスを受けられることが魅力です。


7.地方でのインターン探し

長期インターンの募集は東京や大阪などの都市部に集まりがちで、上記で紹介したサービスでも地方の募集はいくつかありますが、その数は多くありません。

「地方学生だけど長期インターンをしたい!」という強い意志のある方におすすめの方法は地元企業の社長さん会社アカウントにTwitterやFacebookなどのSNS経由で連絡する、または自分の足で会社を訪問して交渉しにいくという方法です。

企業の側も長期インターンシップの存在を知らないだけだったり、募集記事の掲載に予算を割けないのでサイトに出していないだけという場合もよくあるのです。

実際に私の友人の2,3人はこの方法でスタートアップで採用してもらっていました。

関連記事:【22卒向け】Twitter就活のパイオニアが語る、SNSで就活を充実させる方法

8.終わりに

長期インターンは就活の軸探しと自分自身のレベルアップの両方に非常に役立ちます。

そのためアメリカではすでに大学在学中または卒業後に長期インターンシップをしてからマッチすると思った会社に入社する就職活動の形が一般的になっています。

皆さんもぜひ長期インターンの経験を武器に就職活動を有利に進めましょう。


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