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もうプロなんだからって言われるけど、スポーツ選手じゃあるまいし...プロってなんだ?

こんにちは!スターティアの新卒採用担当です。
2020年新卒の皆さん、社会人になって1ヶ月が経ちましたね。初めての長期休暇、いかがお過ごしでしょうか。ゆっくりした時間の中で、少しだけ考えるきっかけになるような文章を、と思ってnoteを書き始めました。発端は、こちらの正道さんの今朝のツイート。


先に愛すると決めて、とことん愛する

カッコ良すぎます。。。このツイートを拝見して、「プロ」だなぁと思って。ただ、ふと、プロってなんだ、と思ってですね。新卒の方や若手の方たちも、上司たちから言われないでしょうか。

給料をもらうんだからあなたもプロなんだよ。
プロとして自覚した行動を取るように。
もう先輩なんだからプロ意識を高く持とうぜ。


わたし自身も新卒当時、もちろん言われました。ただ、正直なところ、心からは理解していなかったなと。プロって言われても、そうなのかもしれんけど、別にプロ野球選手でもないし、てかプロってなんやねん。。。と。このnoteを読んだら、プロとしての具体的な行動をイメージできる、さぁどうぞ。


結論、プロとは

まどろっこしい皆さんのために、結論からです。結論、私たちが考える「プロ」とは、自分の思うようにいっててもいってなくても、最大の価値を提供する。これです。プロ野球選手のようにすごい球速を求められてるわけじゃないんです。


例えば人間関係

これまでの人生は、自分の好きな人、居心地の良いメンバーとつるみ、なじめなかったらバイトは新しくし、サークルには参加メンバーをにらめっこしてから行くか行かないかジャッジする。こんな感じでしたよね?ただ、社会に出てからはこうはいかないわけです。上司は選べないし、部下も選べないし、お客様も選べません。入った枠組みの中でやるしかない。

ただこれはマイナスな話しでは決してなく、社会に出て付き合う人が半ば“強制的に”変わることで自身の人格が変わる、と言う経験をしている社会人の先輩たちも少なくないです。出会うこと自体が奇跡のこの世の中で、尊敬できるすばらしい先輩、同期、後輩に恵まれて、働いてお金をもらいながら、こんな経験できるのかよって思うくらい、「選べない」けど「意味を見出す」ことで、そんな人間関係を築くこともできます。

あと、よく弊社の新卒たちが言う、「うちの会社は個性的でキャラが濃い人たちが多い」。これは当たり前だと思っていて。自分の意思で入社してきたとは言え、部署や担当するお客様など選べない組織、カテゴリーの中に、(ある種)ぶち込まれているので、そりゃ自分で取捨選択してきたこれまでのコミュニティとは全く違う、異質な「濃さ」を感じるわけですね。


例えば時間感覚

人間関係以外でいくと、時間についても。toB向けのITインフラを事業にしている私たちのお客様となるお相手は、本当にいろんなお仕事をしている方たちです。中小企業の会社の、例えば社長。朝早く〜夜遅くまで、営業と労務管理とマネジメントと投資と...とたくさんの時間に費やしています。もしくは、郊外に物流センターを持って運送業をしている会社さん。ドライバーさんの朝は早く、夜は遅い。こんな風に、社会人になった瞬間、これまでの生活で1限キツい。。。とか、バイトのラスト明けに店長とか常連さんとそのまま飲んじゃって朝方に帰ってくるとか、そんな時間感覚から一気に、常に「オン」の人たちを目の当たりにする。


学生→社会人の大きな違い

こんな、人間関係や時間感覚がガラッと変わる、それが学生と社会人の違い。それを自覚しつつ、求められた価値を提供することがプロフェッショナルである私たちの仕事。当たり前と言われれば本当に当たり前なことですが、この自覚がなんとなく定まらないまま、「プロ」を求められている人が少なからずいるんじゃないかなと思っています。何も、超一流のテクニックを求められているわけではなく、数百数千人の前でプレゼンができるようになってほしいわけでもなく、この違いを理解すること、これがまず先決。


そして行動

最後に、理解できたらどうプロとして行動していくか。シンプルに、失敗したことを次は成功するようにチャレンジする、これです。失敗にこそ、「心」が宿って、寄り添った提案やサポートができる人になっていく。

マナーやテクニックに、表面的なhow toを求めたらたくさん触れられる時代ではあります。このGWも様々なオンライン講座が企画されていますね。ただ、それを見て真似してプロになれるかというと、そういうことじゃない。大事なのは、自分自身のアクションでの成功体験・失敗体験です。プロは、アクションをし続けます。
マイケルジョーダンの名言でもありますよね。

今までに9,000ショットのミスをした。
300ゲーム負けた。
ウイニングショットは26回外した。
失敗して、失敗して、失敗し続けた。
だから成功した。

たくさんの失敗が、成功に導く。なので、行動しましょう。とりあえず今日から、まずは10回だけ、とかなんでもOKなので、昨日の自分とは違う、今日の自分の行動が明日に繋がるような新たな行動を。失敗したことも、いつか後輩に教えてあげられる材料になります。「意味を見出せば」、失敗にこそ価値が眠っているとさえ感じます。


プロってなに、と言うことで書きました。価値を提供できる人でありたい、そこに対しては共感していただける人が多いと思います。それなら。まずは「失敗をするために」行動しましょう!それが、プロへの第一歩。これまでとは違った環境で成果を求められる時代です。それなら正解は自分で作っていく、それくらいの気概で。

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