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グループディスカッションはじめの第一歩

フリー面接トレーナーのnoriさんです。

面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。

今日の面トレ(面接トレーニング)でこんな相談がありました。

「集団討論(グループディスカッション)が苦手なんです。一度経験がありますが、周りの人のように、意見をガンガン言えないし、話し合いが進みだすと間に入れません」

切実に話していただき、なんとかトレーニングの機会を提供したいと思いつつ、最近ではコロナの影響や、そもそも応募者が集まらない問題から、GD(グループディスカッション)を実施しないところも増えているようで、面接トレーニングの中ではニーズが少ない試験対策です。

そこで、まずは簡単な、はじめの第一歩的な内容で、GD対策をお伝えしたいと思います。

今日の【めんたいこ78】

GDと言うと、社会人から見たら、日常的にも行っている、いわば会議とも言えますし、ミーティングとも言えます。
そのため、グループディスカッションで話せる力は必須と言われる採用担当者も多くいらっしゃるかもしれませんが、ひとまずお伝えしておきます。

社会人でも、GD、つまり会議やミーティングの場が苦手な方はたくさんいます。
むしろ、就活生と異なり、波風を立てずに時間が経つのを待つ。なんてことは、会議室に10人いれば2~3人は居てもおかしくないのでは!?

もちろん、だから対策は必要ないなんて言いませんが、今の自分にできる役割を担うことから、はじめの第一歩としえ歩んでいきましょう。

GDが苦手な方の共通点

苦手な方は、自分にはいい意見が出せない。伝えるのが苦手とよく言われています。

ただし、人と話す事が一切苦手というわけでもなさそうです。

割と、敬語で丁寧に話されている方も多いですし、決して伝えること全てが苦手ではなさそうです。

では、何が苦手かと私なりに分析したところ、

「良い意見が出せない」

というキーワードがよく出ているようです。

良い意見と一言で言いますが、概ねその意味は、
・周囲を納得させられるような、
・反論が無いような
このような、やや完璧を求めている傾向があると思います。

反論や否定を受けることは決して気持ちのよいものではありません。
ましてや、試験中に反論されているところを、試験官に見られたら・・・

さすがに心配する気持ちもわかります。

確かに、仕事上の会議やミーティングでも、上司からの否定的意見や周囲からの反論・反発があると想定できた時、黙ってしまう人がいるのは理解もできます。

とは言え、試験でのGDと会議でのGDは異なります。
自分を出さない限り、内定というゴールには到達できません。

では、どのような心持ちが大切か?
私が考えるはじめの第一歩は、

「一撃で良い意見を出さなくて良い」

ということです。

良い意見は、みんなで議論の末に作っていくイメージ

GDが苦手な方は、良い意見が出せずに、黙ってしまったり、参加が消極的になってしまいます。

しかし、そもそも良い意見を言わなくても大丈夫です。

どちらかと言えば、自分が良い意見を出すというよりも、
みんなで意見を暖める」ことが大切です。

そのための参加者としての役割を担うことに意識してみましょう。

苦手な方がGDに参加した時の役割

自分が意見を言えずとも、誰かが意見を言ってくれた時に、
・反応する(頷き、拍手、いいね。等の声掛け 等)
・肯定する(いい意見ですね。私には思い浮かばなかった。そういう手もありますね 等)
・重ねる(先ほど仰ってくれたことに重ねて、私は●●だと思います 等)

大した役割を担う必要はありません。
まずは、GDの話し合いを活発にする、促す、意見が出しやすい空気をつくる。ことを意識してやってみましょう。

GD等が得意という人は、比較的我が強く、自信に溢れ、自分で意見を言いたい方の可能性があります。

それに比べて、苦手な方は、周囲の意見に敏感で、比較的、メンバーの顔色を読み、なるべく自分の意見を後回しにしたいのではないでしょうか。
だとしたら、自分の意見を後回しにしてでも、メンバーが話しやすくなるように、サポートに徹してみることも視野に入れて行動しましょう。

まずはそこからです。

最後に

GDでも仕事上の会議でも同じですが、良い意見は、議論を重ねて初めて「良い意見」に変わります。
これは、議論をする。つまり、一つの意見を基に、意見を言い合い、良い意見に成長させていくということです。
苦手な方ほど、斬新なアイディアをだすことに囚われすぎていると考えられます。

GD、まずははじめの第一歩を踏み出してみましょう😀

今回はここまで。それじゃあまた(@^^)/~~~

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