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こんにちは。me:Riseキャリアコーチの村松です。(>>コーチ紹介インタビュー

「副業」と聞いて、どんなイメージがわくでしょうか

「社外でスキルアップ」
「本業以外で稼ぐ手法」
「一部の意識高い系の人の話」
「独立前の準備期間でおこなうもの」

自分には縁がない話、またはちょっとハードルが高いな、と
思っている方もいるのではないでしょうか。
私も副業を始める前はそうでした。

振り返ると8年ほど前、3度目の育休中から細々と副業の準備を始めました。
今ではあのころに副業を考え始めて本当によかったと思っています。

■私の副業エピソード

1.副業のきっかけ 

1)自分のキャリアへの焦り
当時、育休の間にキャリアが停滞してしまったのではないかという焦りを感じていました。
何か新しいスキルを得たり、経験の幅を広げたりしないといけない。
けど、どうしたらよいか分からない。

そんな中で、今の私にできることは何かないか。
そう思った矢先に、とある政府系団体の客員講師の案内が目に止まりました。
自分の経験を活かしつつ、新しいことをやって知見を広げることができそうだと。
そこでの経験が職場にも活かせそう。

これだ!と思って、勢いで応募したのが第一歩でした。

2)副業のロールモデルがいたこと
8年前、当時は珍しかった副業をしていた社内外の先輩が2人いました。
本業もしっかりこなしながら、ライフワークであるキャリア支援や複数の企業の人事責任者をしている方々です。

自分の会社に縛られることがなく、自分の居場所や、必要とされている場を複数持っている。
そのお二人が活き活きしてかっこよくて。そんな働き方をしたいという憧れがありました。

2.副業の目的

人によって副業の目的はそれぞれだと思います

  • 生計を維持するため

  • 自分のお小遣いを増やすため

  • スキルアップのため

  • 人脈を得るため

  • 転職・起業の準備 等々

私の目的は、「キャリア自立」でした。

勤め先はとてもよい会社で、人間関係も良く、事業も大好き。
けれど、長い間同じ会社にいると、考え方が硬直化してきたり、
自社の独自ルールが世間の常識だと勘違いしてきたり。
そして、いつの間にか他社で通用しない人材になってしまう。

会社の外で自分の名前で仕事をする。
副業は、精神的、経済的、スキル的に自立する大きな一つの手段だと思ったのです。

3.副業の内容・頻度

まずは育休復帰直後に、会社にも副業の申請を出し、
通常業務に支障がでない範囲で細々と副業を始めました。

◇1つ目の副業
内容:財団法人の企業向け研修の客員講師
形態:業務委託
頻度:年に数回
   *3人の子供を育てながら仕事をしていたため、頻度を抑えた
   *週末に研修の準備をして、平日に実施(繁忙期以外に有休を取得して実現)

3人目の子供も大きくなり時短勤務を解除できたころ、
人の成長支援がしたいと思ってコーチングを学び始めました。
そして、あるクライアントから「今後も継続してやってほしい」と頼まれたことがきっかけで2つ目の副業を開始。

◇2つ目の副業
内容:ビジネスパーソン向けのオンラインコーチング
形態:業務委託/個人事業主として受託
頻度:月に7時間程度
   *週末または平日の早朝、夜

4.副業をやってよかったこと

1)自分の当たり前は当たり前ではない
同じ業界、会社に長くいると、自分の常識が世間の常識だと思ってしまうかもしれません。
でも、一歩外にでると、それが常識ではなく、またその場の「常識」がある。

業界が違えば常識も変わり、また地方自治体がお客様になったときは一般企業と異なる価値観に触れることになりました。
自分の思い込みに気付かず、失敗してしまったことも多々あります。
でも、それに気付けたこと自体が宝でした。

「無知の知」
それが心の底から実感できて、
何事も、ゼロから学ぼうと思えたのです。

2)自分の名前で仕事をする緊張感と喜び
私は長くスタッフ部門にいたので、自分がやったことが直接お客様に届き喜んでいただける。
うまく価値提供ができなかったときは次の仕事につながらない。
そんな経験は、初めてでした。
その緊張感と喜び。

そして、中長期的な成長を見込んで仕事を任せてもらえる本業に感謝することもできました。

3)自分の好きを仕事にできる
会社に所属していると、時には自分の希望ではない仕事をすることもあるでしょう。
副業は自分の責任で、自分で仕事を選択できます。


■副業を始めてみたいと思ったら・・・

1)副業の前提
私が考える副業の前提が三つあります。

①本業が第一
本業があっての副業。多くの人が本業で生計を支えていると思います。
まずはそこでしっかり成果を出すこと。

②心身のバランスを考える
副業を含めて心身のバランスが保てるか、は重要です。
心身のバランスが崩れては、本業でも副業でもよいパフォーマンスは発揮できない。
そのバランスを保てる範囲で、副業を決めたり、タイムマネジメント能力を上げたりすることをお勧めします

③会社に許可を得る
会社によって、就業規則で副業を禁止している場合もあるようです。
まずは、会社の就業規則を確認し、上司に相談してみるのがよいでしょう。

2)最初の一歩
最近、コーチングのクライアントさんからも、よく副業の相談を受けます。
その際には、まずは最初の一歩として、以下をしてみるのをおススメしています。

①近くでやっている人に話を聴く
②副業サイト・副業体験談・書籍を見てみる
③会社が副業可か禁止かを確認してみる

■まとめ

副業以外にも、キャリアアップや人脈形成、生計維持等の目的を達成する手段はいろいろあります。
でももし、副業に少しでも興味を持ったら

まずは小さく始めてみてはいかがですか?とご提案したい。
私には特にスキルがないから・・・そうおっしゃる方も多いです。

けど、本当に何もないのでしょうか。何か培ってきたことがあると思います。
探していないだけ、自己評価が低すぎるということはないでしょうか。

まずは、第一歩を踏み出して、本業とは違う世界を見てもよいのではないでしょうか。
本業で得たことを副業に、そして副業で得たことを本業に。
そしてあなたの世界が広がり、あなたの可能性が広がる。

副業にはその可能性がある。
個人的な経験から私はそうおもっています
もっともっと、あなたの可能性が広がることを願っています。

【参考文献】 
「普通の会社員のための超副業力」
著者:森 新 出版社:CCCメディアハウス
*副業の実践的な思考法が書かれていておススメです


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