映画ビリギャル
こんばんは。
小熊です。
おうちで映画ビリギャルを見ました。
特に期待値も高かったわけではないし、
わたしはお受験には興味がありません。
しかし、予想以上に得るもののある映画でした。お母さんと先生に素晴らしく感動しました。子供を信じる気持ち、向き合う姿勢、とっても勉強になりました。
それでわたしも思い出したことがあります。
大学のころかなりの短期間ですが、不登校の子の家庭教師のバイトをした時、その子のお母さんは子供を学校に行かせることしか考えず子供の気持ちに向き合いませんでした。
その子は始め、人間不信で口も聞いてくれませんでしたがわたしは学校に無理していかなくてもいいから少しずつ仲良くなりたいといいました。そしてだんだん、心を開いてくれ、いろんな話をしてくれるようになりました。
ただ、その学校にいかなくてもいいから発言が問題となり、わたしはアルバイト先の社員?や、母親と喧嘩をし、実質クビとなりました。
その子はわたしのような明るくて前向きなお姉さんになりたいといってくれました、わたしと会ってから毎日が楽しくなった、と言ってくれた矢先のクビでその後連絡をとることもなく、この世を去りました。
わたしはこのことを一生忘れないし、そのとき理解のない大人たちを心から恨みました。
わたしもそのとき大人たちに怒られすぎてわたしは間違ったことを言ってるだろうかとも思いましたが、いま考えても絶対に間違ったことは言っていなかった、そうおもいますが、もう遅いのです。
なのでわたしはそのとき感じた悔しさや無念さを忘れてはならないし、この点において今後同じことが起きたときは自分は絶対に間違っていないという気持ちを強く持つことを心に誓いました。
このストーリーは胸の中にしまって来たことなのですが、ビリギャルをみて、教育について考えて いろいろ思い出してしまいました。
そのことがいまの私の若い子の理解者になりたいという強い気持ちの原点です。
ビリギャルにも、とても共感するセリフが出てきました。
生徒がダメなのではなくて教師がダメなんだみたいな!綺麗ごとにきこえるかもしれないけど、ほんとそれ、ダメな子はいないんです!
なんていっても、この映画は先生もだけどお母さんがとても素晴らしい、こんな風にわたしもなりたい。
実話とはいえいろいろ都合いいように書き換えられているかもしれません、どうであれとってもとっても良い映画でした。
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