[MX-30・EV]マツダの今後を匂わせる、上質さ漂う仕上がり

画像1 マツダMX-30・EVモデルに試乗。スタイリッシュさが際立つこのアーバンSUVには、マツダの伝統と、未来への可能性が凝縮されていると感じた。
画像2 エンジンモデルとの外観の違いは、リアクォーターのELECTRIC表記と、トランクのe-SKYACTIVオーナメントのみ。
画像3 RX-8を彷彿させる、フリースタイルドア(観音開き)を採用したのが、個性を際立たせる。ちなみにリア席の広さは、あまり期待は出来ないのはしょうがない。
画像4 無駄を省き、先進性と洗練さを感じられる内装。ペットボトルをリサイクルした繊維素材を使用するなど、随所に環境への配慮がなされている。また、自然体なドライビングポジションを取りやすい様に、各種工夫が施されている。
画像5 EV専用のメーター&バッテリー情報画面が搭載されている。
画像6 リアシートを倒せば、車格相当の広さを確保出来るラゲッジ。リア席は傾斜があるが、フラットなエリアとなるのはありがたい。
画像7 東洋コルク工業から始まったマツダ。インテリアにアクセントとしてコルクが随所に使用されている点が、メーカーのコンベンショナルな部分と、デザインとしての斬新さがある。
画像8 気になる乗り味は、かなり上質な仕上がりとなっていました。出力特性が絶妙なセッティングなのと、オルガンペダル採用によるアクセル開度の調整しやすさが相まって、かなりリニアで扱いやすい加速感。踏めば踏むだけというイメージ、レスポンス良いスピードコントロールが可能。
画像9 足回りも滑らか。違和感無いフラットな乗り心地を実現。また、バッテリーが80%を切ると回生ブレーキを使用可能。回生を最大にした際の減速度は予想外に強く、日産のe-pedal同様のワンペダルドライブに近いフィーリング。ちなみにブレーキペダルは遊びが少ない重め設定だった。
画像10 空白のスペースがあるモータールーム。このスペースに開発中のロータリーエクステンダーが搭載される。マツダの今後への期待と、開発中である事実が伺える。
画像11 車としての仕上がりは、かなり良かった!しかし、現状のモーターユニットのみでの航続距離は300キロ以下と、あくまで都市部op街中向き。ロータリーエクステンダー搭載によるPHEV/HEVモデルの登場により、どこまで距離を伸ばせるかが気になる。

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