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1〜30名の組織課題対策 Vol.2

こんにちは。
組織人事や広報のサポートをしておりますCAQNALの広報担当の藤尾です。

私達は、
・東京の企業
・地方の企業
・業界のリーディングカンパニー
・創業100年以上の老舗企業
・創業数年のスタートアップ企業
・上場企業
・非上場企業
等、様々な企業の組織課題や事業課題を可視化し、それを解決すべくサポートをさせて頂いております。

事例はこちらをご覧ください。

今回は、1〜30名規模の企業事例をまとめましたので、今後直面する可能性が高い課題に対する対策を考えて頂いたり、今の課題が一般的なものなのかどうかを判断するのにお役立て頂ければと思います。

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【ONE TEAM。一定程度、阿吽の呼吸で組織運営ができる状態】
多様な価値観を持つ能力の高い即戦力社員が集まり、阿吽の呼吸で事業が推移する。成長や待遇を求める社員の入社が多い。
組織規模が大きくなることを想定したこのフェーズでの注力点は、経営理念や方針の構築です。組織拡大に伴い多様な価値観が組織運営に悪影響を及ぼす可能性があります。

創業から数年が経過し、事業の成長と共に社員数が増加します。明日の売上を目指し、経験豊富な方やスキルのあるベテランタイプを採用し、個性的な社員の集合体になります。しかし、50名の組織になることを想定すると、その「個性的」な部分が障害になるケースがあります。個人商店の集合体であり、成長や待遇を求める社員が多いため、事業や組織に共感する社員が少なく、事業計画を変更する場合、共感を得られることが少なく、自我も強いため反発を招くときもあります。そのため、事業説明等の社内調整に時間がかかり、会社としての行動やスピードが落ちることがあります。

上記の課題を未然に防ぐため、または50名以上の組織を目指す企業の皆様は、企業理念を構築し、会社としての価値観の統一や浸透に注力することをオススメいたします。

まず、フェーズ①は、「可視化」です。

・何のために創業したのか?
・社員に対してどんな想いがあるのか?
・事業を通して世の中にどう貢献したいのか?

等、頭の中にあるものを可視化する必要があります。創業者へのインタビューを通して抽出することが多いですが、創業メンバーに同じ話を聞くと、ズレがあったりするため、可視化+ズレの確認を行います。

次に、フェーズ②は、「デザイン」です。

創業者や社員のタイプや社内資料を確認し、社内でよく使われている表現に合わせて、キャッチコピーとその理由をデザインします。世の中によくある表現だけでデザインをすると、社内浸透があまりうまくいかないケースがあるため、「社内語」に合わせたデザインが大切になります。

最後に、フェーズ③は、「拡散」です。

コーポレートサイト・社内外の資料・名刺・社内報等に掲載して、啓蒙することも大切ですが、ここでこだわりたいのは、コーポレートサイトの掲載と企業理念に合わせた社内制度の構築です。まず、コーポレートサイトに掲載することで採用候補者に周知され、共感率の高い仲間が増えます。次に、流行を追いかける社内制度ではなく、企業理念に合った社内制度を構築する必要があります。企業理念と制度の思想が同じであれば、創業メンバーへの浸透度も向上し、採用候補者への納得度も向上します。

今回の対応ポイントは、

・フェーズ①:可視化しつつ、「ズレ」ポイントの確認
・フェーズ②:「社内語」に合わせたデザイン
・フェーズ③:企業理念に「合わせた」制度設計


です。企業理念の浸透を見透けた構築が必要となります。

100名未満の組織では、経営陣は事業に注力し、人事は日常業務に追われ、組織課題に注力する工数がほとんどないのが現状です。事業成長と社員満足度を高めるため短期的に私達のサポートを導入することをオススメいたします。全て経営と人事で実行する時代は終わり、状況に合わせた最適なソリューションを選択する時代です。

以上、上記のいずれかの症例に課題を感じている企業様は、ぜひ一度、私達に現状の課題をお気軽にご相談ください。

次回は、組織規模:30~50名の課題に対しての対応注力点のお話をさせていただく予定です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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