いのちの輝き/ロバート・C・フルフォード

2020年の5月、大幅に体調を崩して、以前から興味のあったオステオパシーを受ける機会を得た。

その際、直後に夫も施術を受け、
夫婦揃って
「オステオパシーってすごい‼️ヤバイ‼️」と感銘を受けた。

何というか、スピリチュアル好きな2人なのもあって、その霊的な部分への働きかけの強さ、トリップ感にすごく感動した。

施術中に、感動して泪が流れた。。。

今回施術を受けた先生が特に私達に合っていたのもあると思うけど、
すっかりオステオパシーに興味津々になってしまい、夫が図書館で借りてきたのがこの本。

私も2017年頃から自然療法に関心を持つようになり、実践も重ねてきたので馴染みやすい考え方。

序文を提供しているアンドルー・ワイル博士も、著書を読んだことこそなかったが名前は知っていた存在。

この本を読んだ夫の感想や情報で、最も興味深かったのが、生活リズムについてのことで。

「自己管理の秘訣」という項目の中に、
「朝型の人と夜型の人」という部分がある。

生まれた時間によって、

朝型か夜型が決まる、とのこと。


これに関しては、私自身2019年の9月から実践的に検証をしていて。

きっかけは、世の中は朝型がデフォになっているし、朝型人間向けに作られているけれど、
生まれつきの夜型人間もいる、という情報を知ったこと。

そして、生まれつきの夜型人間は、
朝型な暮らしに合わせることは不可能だし、
無理矢理そこに合わせて暮らすと不調を来しやすい、とのこと。

その時にはまだ、生まれた時間に起因するということまでは知らなかったけどね。

ところで、

私は、16:48分生まれ。

(生まれた時の天候まで把握していて、
その日は私の出身県では珍しい雪の日だった。
つまり、恐らく太陽は出ておらず曇っていて、低気圧だったはず。)

なので、
この出生時間による生活リズム決定説だと、
間違いなく夜型。

確かに、

👉学校行きたくない&仕事行きたくないという精神的な要因が大きいと思っていたけども
子どもの頃から夜型で朝起きれなかった。

👉家族との折り合いが悪く家族が寝静まっている方が安心するという理由もあったかもだけれど、実家でも夜中起きて活動していることが多かった。

👉自分のことが嫌いで、現実が嫌いで、
自分自身や自分を取り巻く現実が醜いと感じていたから、夜の方が少しでもそれに向き合わずに済む、直視せずに済むからかな、とかも思ってた。

でも、生まれた時間による、
生まれつき要素の強いものだとしたら、、、

その時間をメインの起床時間に当て活動することで、これまでの生き辛さが何か改善されるかもしれない‼️と大きな希望を持っての検証開始だった。

人生を快適に生きていくためには、
徹底して適材適所を選び抜くことが重要ポイントだし、
適切な稼働時間やタイミングがあるとしたら、
その時間をメインにスケジュールを組むことが必須。

海中でうさぎがポテンシャルを発揮できないことや、
砂漠でヒトデが大活躍できないのと同じこと。

真昼のネオンが魅力的に映らないことや
真冬のクーラーが不快なのと同じこと。

もし、快適な活動時間を把握して、

その時間をもとにスケジュールを組むことで、

これまで発揮してこれなかったポテンシャルを使えるようになれば、

人生変わるかも‼️

と真剣に思った。

それで何をしたかというと、
昼間の仕事をやめ、夜の仕事を始めた。

かなり快適になったと思った。

一度はやってみたかった、夜のお酒の仕事。
念願が叶ったことや新鮮さもあって、
良い調子だった、途中までは。

ただ、アルコールが鬼門だったり、
仕事内容に意義を見出せなくなってきたり、
交際相手ができて一緒にいられる時間が夜だったこともあって、

生活リズムと一致しているかとは別の観点で、
その仕事は合わなくなり辞めた。

だけれど、今自由に過ごせる生活で、
放っておくと自然に夜型になる。

パートナーは、確か昼過ぎ生まれだったからか、割と昼型。
だけれど、結婚して24時間体制で一緒に過ごせるようになったので、何も問題ない。

お互いの起床時間で重なっている時間帯に、
充分に一緒に過ごせている。




今、世間一般では、朝型人間が健康的、という一般論が浸透していて、
夜型だと割と肩身が狭かった。

実際、不登校の頃に夜中に起きていると
必ず親に早く寝ろ、朝型に切り替えろ、
朝型が1番体に良いんだよ、と言われていたし、

その後も社会では「朝活」なるものが流行し、
何と無く、
意識高く自己啓発に積極的に取り組む人たちは朝型、、、
ってことは夜型は意識低いの?
私、そっちの意識低い側なのかな…?

っていう

(自意識過剰やコンプレックスがあるからこそそう思ってしまうだけかもだけど)

そんな風な地味な圧を感じてた。

あと、朝型の方が痩せやすいとか
夜に食べると太りやすいとか、
朝型人間をベースにした論って、色々あると思う。

あとは、単純に施設の営業時間なども、
朝型人間に合わせて設定されている。

左利きの人は、右利きベースの世の中に合わせるのがストレスだからそのせいで寿命が縮む、
みたいな話があるけれど、

似たようなことが、朝型 or 夜型でも起こっているんじゃないか?と思ってた。

特に、日本は労働時間が長めだし。

今でこそ、夜勤の仕事もバリエーションがあるけれど、やはり昼の仕事に比べると少ないと思う。



だから、そこに適応できない自分にコンプレックスを抱きがちだったけど、

去年のその検証や
今回のこの出生時間による生活リズム決定説の発見のおかげで、

人それぞれで良いんだ、と思えるようになってきた。

性の多様性が認められるべきなのと同じように、
生活リズムの多様性も認められて然るべきなのでは?と。

そういった意味でも、
今「出勤」することの意義なども見直されている時期だから、
生活リズムの多様性にも少しずつ対応できる働き方のベースが整っていくチャンスなのだと思う。




私は、引き続き、
生活リズム以外にも、
自分が楽しく健やかで快適に過ごせ、
持てるポテンシャルを最大限発揮できる環境のコンプリートを徹底していきたい(^。^)

家族、住むエリア、経済状況等、
少しずつ人生が快適になるパーツが集まってきてる。

この調子だ、と思う。

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