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方程式15 翻訳の天才(秋山進くんの巻)

リクルートでは一年後輩になるが、秋山進くんから学んだことも多い。

部下の育成で、「褒めて伸ばす」というのはよく言われるが、      

秋山くんは、
「漠然と『すごい』とか、『成長した』と言うより、『企画書の構成や表現のレベルが上がった』とか、『ものの見方や視点が経営者的になってきた』のように具体的に良い点を褒めた方が効果的だし、聞いている側の心に残るんですよ」と教えてくれた。

さらに、彼が書く企画書や経営への提言は、難しい論理を誰でもわかるように翻訳や注釈を付けている。
 

それは、アイドルのヒット現象を例にしたり、少年ジャンプのマンガをケーススタディに用いたりしているので、わかりやすく、おもしろい。

だから頭に残る。
 
企業や事業の課題を客観的データで分析し、それと同じメカニズムで話題になっている社会現象やマスコミネタに変換し、僕らに解説してくれる。

この変換力というか、翻訳力には舌を巻く。
ドラッガーを高校野球の女子マネジャーに使わせて大ヒットした    『もしドラ』みたいなことを日常業務の中でやっていたわけだ。

このテクニック、速攻でパクるしかない。

まずは、秋山くんの書いた提案書の分析、そしてその書き方を真似て自分自身の提案書を書く、書く、書く・・。

秋山くん、ありがとう。あらためてお礼を言います。
おかげで『経営への提言』、入社して初めて入賞しました。
 

楽しんでもらえる、ちょっとした生きるヒントになる、新しいスタイルを試してみる、そんな記事をこれからも書いていきたいと思っています。景色を楽しみながら歩くサポーターだい募集です!よろしくお願いします!