『宮川理論』で、誰もがホームランを打てるようになるか?

きっかけは、神戸大卒でリクルート後輩の森田研一くん(モリケン)からのメールでした。
 
「樫野さん、来年、大リーグキャンプ行きましょう!
実は野球にハマっていて、この方と一緒にやっています」

と、YouTubeを見て初めて宮川昭久先生を知りました。

見てびっくり。
YouTube再生回数はトータル70万回を超えています。

NHKの『サンデースポーツ』などにも出演する
スポーツ医学博士の馬見塚先生とタッグを組んで、
野球を変えようとしているとモリケンは言います。

「そんな大袈裟な。ほんまかいな」

と半信半疑でやりとりしていると、
「神戸行きますから、紹介します」
ということに。

「なんとか理論って、ちょっと胡散臭い感じがするけど、
まぁ、会っていて損はないだろうし、
ひとつでもバッティングの参考になることがあればラッキー」
くらいの軽い気持ちで、セッティングをしてもらうことになりました。


宮川先生は、広島工業高校の選手として3度甲子園に出場し、ベスト8一度。
監督としても2度甲子園に出場し、ベスト8一回と
僕からすると眩しい球歴。

現在は、「宮川理論」をYouTubeなどで発信し、
これまで述べ180名もの指導員を育成し、
幼稚園からプロ野球選手まで指導されています。

教え子には広島カープや阪神タイガースで活躍した新井貴浩さんも。


その日は、奈良で指導をした後、広島に帰る途中で神戸に立ち寄ってもらう段取り。
僕の草野球チームの監督・簡さんが経営する元町の香港茶楼で、
チームメイトの林さんと一緒にランチをすることになりました。

なぜか紹介者のモリケンは現れず(笑)、
指導員として本部を支える山田智大さんが参加してスタートした会食。

それまでに見たYouTubeの宮川理論で疑問に思った点を
率直にぶつけ、その本質を聞き、
まさに「目からウロコ」の連続でした。

「野球界は『昭和あるある』が、まだかなり残っているんですよ」

宮川先生はそう言って、これまでの常識に囚われていた
僕の打撃感をほぐしていってくれたのです。

食事が終わると、
「ちょっと振ってみますか?」
と宮川先生が言い、

「バット持ってきてます」
と林さんが返答。


近くの広場に行き、
50代後半のオジサン2人が、
元町駅近くで、昼間から素振りを始めました(笑)。

素振りの様子を撮影しながら、ポイントを絞ってアドバイスをくれます。

なんとなく、振りが早くなった気がする一方、
こんなスイングで本当に打てるのだろうか?

という疑問も残ります。

「何事もやってみなければわからない」

そうして、宮川理論を「試してみる」ことに決めたのが
2020年の暮れのことでした。

楽しんでもらえる、ちょっとした生きるヒントになる、新しいスタイルを試してみる、そんな記事をこれからも書いていきたいと思っています。景色を楽しみながら歩くサポーターだい募集です!よろしくお願いします!