物流がはじめてフェスに出た日。森、道、市場2022出店を振り返る
2022年5月27日からの3日間、愛知は蒲郡で暑く熱いイベントが開催された。森、道、市場2022だ。
出店者の間では同窓会と称される2011年から続くもはや説明不明のそのイベントにご縁を頂いてはじめて出店。それはもう想像以上の素晴らしい体験だったので自分の中にある余韻を少しでも記録として残しておきたい。
物流の変革を背負ったブランド
弊社（株式会社CAPES）は物流をカッコよくするをビジョンに掲げ、コンサルティングや教育、デザイン事業を行っている会社だが、今回の出店はその中でも自社ブランドであるメリーロジスティクス（通称メリロジ）として出させていただいた。
メリロジは物流領域をアップデートするぞ！を掛け声に色んな方とコラボレーションしながら物流に縁かゆかりがあるアイテムをコツコツと作っている、物流領域を変えることを背負わされたブランドだ。
2019年に産声をあげた生まれたばかりのブランドで、まだまだアイテム数も少ないのだが、物流×ものづくりという物珍しさとキャッチーな顔つきに対して意外と担っている社会的な意味や文脈がちゃんとしてることもあり、去年は藤井大丸さん、京都市立芸大さんのイベントTHE GIFTBOX、阪神梅田本店さん、京都岡崎蔦屋書店さんと立て続けにポップアップ出店をさせていただ。
ブランドを手伝ってくれているマガザンさんのコミュ力をお借りしながら関西を中心にポップアップ実績を積み重ねて物流と一般の方との接点を作ってきた。その反応は極めて上々で、
「物流をこういう形で表現されているって面白いですね」
「普段ヤマトさんや佐川さんに届けてもらうことが当たり前になってますがしっかり感謝する気持ちになりました。再配達なくします！」
「私も物流業界で働いているのですが、こういう取り組みをしてくれることがとても励みになります！応援します」
などなど、嬉しいお声を続々といただいている。
森道出店に至った経緯
そんなメリロジが今回森道の出店の話になったのは、メリロジの次の構想を考えていた流れからだった。我々はポップアップの行き着く先、何を目指して今頑張っているのかを皆で話していた時に、大きく2つのことについて話をしていた。1つは物流のブランディングですげーなーと思ってベンチマークしているDHLを超えること！もう1つは全物流人が報われる瞬間を世の中に創出することだ。
DHLを追いかけ追い越すために何をするかをあれこれ考えつつ、全物流人が報われる瞬間を創出するってなんだろうね、と議論していた時に、ふと誰かが思いつきで
「物流というテーマでフェスやっちゃうとか？」
といった。その時、自分の中で完全にビビッと来たものがあった。これだ。
「なるほど、それは面白い。その線で色々かんがえよう！」
そんな経緯があり、フェスを開催することを真剣に考えていたのだが、当然フェスを開催することについて何の経験もノウハウもない。もとよりフェスに出たこともあまり参加したこともない。そんな状態で良いものを作れるわけがない！と割と秒でその結論に行き着いてまずは出店を目指そう！となったのだ。
そして出店を目指す中で、またここでマガザンコミュニティが大活躍。森道のいちエリアを担当されていて、名古屋を中心に東海地方のカルチャートピックを紹介・提案するWEBマガジン「LIVERARY」を運営されているLIVERARYさんとご縁を紡いでいただいたのだ。これは奇跡だ。
LIVERARYさんとは、間にメンバーを介したコミュニケーションで直接のやり取りはなく、ご挨拶もできずじまいだったのだがこのような機会を頂いて心から感謝している。また改めてご挨拶させていただかないと。
出店の段取りをつけ、前日は大雨でどうなることかと思ったが会期中は真夏を思わせる程の好天に恵まれて最高な時間を過ごすことができた。
これから目指すもの
森道には自分は初日の半日程度しか滞在できずに、フルで満喫はできなかったのだが自分の中では十分すぎるほどのDeep Impactが残った。なにより
出店者が素晴らしい
アーティストが素晴らしい
ロケーションが素晴らしい
再会を楽しんでいるあの空気感が素晴らしい
とかくまぁ全てが素晴らしい
のだ。
短い滞在時間でも色んな方とお会いしてご挨拶させていただいて、たくさんの縁もいただいた。また来年ここで会えるかも！と思うと自然と来年に向けて気持ちは前向きになるし、次更に皆に進化した姿を見てもらいたいなと準備にも力が入っちゃうってもんで。
なので次はまた森道の出店を目指しつつ、全国各地に出向いてのポップアップを軸にしていこうと思案していて、早々に実行プランを策定中だ。
そのためには素敵なアイテムを始めとしたコンテンツを作っていかないといけないので、その企画もしていかないといけない。
個人的には物流をカッコよく切り出せる映像・写真・テキストコンテンツに力を入れたいなと思っていて（ZINEとかフリーペーパー作りたい！）、その取組を一緒にして頂ける方を絶賛大募集しようと決めている。誰かこの記事を読んでくださって一緒にやろう！と思ってくださった方、是非ご連絡ください！
そしてゆくゆくはDHLを超え、物流フェスを開催し、物流の世界観をひっくり返す事を現実のものにしてやるのだ！鼻息は荒い。
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