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軽い軽い

昨日書いた林家ぺーとパー子の話を、日本語が上手な彼にした。
仕事が忙しく心に余裕がないこと、そのせいで『林家ペーパー子夫妻はどんなときでも写真を撮るのか』が気になっていること、など。

彼は『撮るさ。写真を撮る、それが彼らのアイデンティティだからな。』と言った。

マジかよなんて雑な回答!いやでもそうだろうなぁ、まぁ、撮るよなぁ。
と思った。
だってそれが彼らのアイデンティティなのだから。


彼は『仕事忙しいの?』と聞いてくれた。

私『今はね、忙しい。かくかくしかじか略』
彼『そっかぁー。別にさ、誰かにふっちゃえばいいんじゃないの?別の人にお任せするとか』
私『うーん、そうなんだよね、断捨離かぁ』
彼『そう、断捨離。大変じゃんだってさ。しんどいだろうし、大丈夫なんか?』
私『でも、かくかくしかじか略、やっぱ私にしかできんことが多いな』
彼『そうかぁ』

たぶん他の人でもできる。
時間がかかったりするかもしれないし、完成度も違うと思うけど、それでもできる。社会も回る。

だけど、私『が』、自分でやりたいんだ。
こだわってる。やらなきゃいけないそれらを、やりたいんだ。


彼はそうかぁと言った後に、
『じゃ、がんばれ!笑』
と言った。

それがもうなんていうか、カラッとしてて、めちゃめちゃありがたかった。

雑な感じでもなくて、私の現状(だらだらと伝えた)をうんうんと聞いてくれて、気遣ってくれて、でも最後はエールだった。

その一連がもう120点だった。

私はこの人には『そのときできる範囲で、常に一番美味しいご飯を作ろう』、と思った。
コンビニでひいた700円クジが当たったりしてほしい。
彼が通る道端の花からさりげなくいい匂いとかしてほしい。

(私が自分でできること以外は結局神頼みになってしまいそうだった)

そんなこんなで、明るく会社に来られているし、今日もやる気充分だ。

#エッセイ #ひとりごと #日記 #祝福

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