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AFの大切なお話し

デジタルカメラでAFを使う方が大半をしめて

いる事とは思いますが、このAFは

使い方によってはみなさんの写真の質を

落としているかも知れません!

AFへの理解を深める事が

上達に繋がります!

あまりにも深い話だともはや理解出来る方が

少なくなってしまうのでかなり簡単に

お話ししたいと思います。

みなさん普段写真を撮るときには

AFのエリア選択はどうしてますか?

自動選択のまま使っておられる方が

圧倒的に多いです、写真同好会レベルの

団体のまとめ役的な方でも

この自動選択しか使った事がないなんて

驚愕の事実を知らされた事すらあるくらいです

AFを理解している方は案外にも

非常に少ないのが現状なのかなと思います。

まずは自動選択から

このモードはファインダーの中の一番近い

対象物にピント合わせが行われます、

つまりファインダーの中なら

狙ってもいない物にも合焦してしまいます

便利ですが、使いにくい一面もあります

AFのシステムをもの凄く簡単にわけると

あとのひとつは任意選択になります

これは自分でファインダーの中のAFポイント

を選んで、そこにピントを合わせる形に

なります、

ここで重要なのは、AFポイントによって

その精度が全く異なることです

この精度は使っているレンズにもよりますが

カメラのカタログにも載っていますが

基本的に中央のAFポイントが

1番精度が高いAF性能が得られます

更には開放F値が2.8以下のレンズを

使う場合には

更に高精度のピント合わせが出来るように

作られています。

これがF2.8デュアルクロス測距ポイント

こいつが1番精度が高いです

ただ、経験則でいうと、F2.8のレンズ以外でも

中央のAF性能が1番精度が高いと思います。

わかりやすく言えばAF性能は

中央をピークに周りに行くにつれて

低下します、気をつけましょう!

あとは任意選択1点の場合で

動体撮影をする場合、常に選んだ

AFポイントから被写体が離れないように

しないといけません、

でないとあっと言うまに

ピントが外れて行きます、

これをある程度ですが

大デフォーカスから救う方法が

領域拡大モードです、

領域拡大には2種類あり

選んだポイントの上下左右を使うモード

選択ポイントの周辺を使うモードとあります

この領域拡大を使うと精度は若干落ちるものの

大デフォーカスしにくくなります

鳥などの予測のつきにくい被写体向きです。

ちょっと長くなってきてますが

ピントを重視する場合

カメラに頼ってはいけません

AFの性能は皆さんの思っているほど

万能の神ではありません

それがミラーレスになっても劇的変化を

もたらす事はないでしょう、

被写体によっては

例えばポートレートなどでは重宝される

瞳AFは人間が普通に動くくらいの動きには

追従しますが、これがスポーツになると

信頼性は劇的に低下します

私が主に撮影するのは

野鳥が多いですが、そのようなシーンでは

中央一点AFしか信頼出来ません、

あとはファインダーの中央に

被写体を捉え続けるだけ

それが一番です!

皆さんもAFを信頼し過ぎずに

色々なシーンで、様々な設定で

チャレンジしてみて下さい、

ガチガチにピントの合った写真は

ビックリするほど高精細です

少々トリミングしても

全然大丈夫です、

是非お試しあれ!



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