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「素材を眺めながらデザインをイメージするのが楽しい」 #Canvaで壁紙デザインコンテスト|入賞者インタビュー①

結果発表まで大盛り上がりで幕を閉じた「#Canvaで壁紙デザイン コンテスト」ですが、入賞デザインがどのように作られたか、気になった方も多いはず!ということで、最優秀作品賞の「桜が綺麗で賞」を作られたCanvaユーザー様にお時間をいただき、インタビューしてみました。

受賞作品に込めた想いや、お嬢様のために作られた手作り絵本についてなど、日頃からCanvaを使いこなされている様子を詳細に教えていただきました。「Canvaって実際にどんな人がどんなデザインを作っているの?」と気になる方、ぜひご一読ください!

「桜が綺麗で賞」を受賞された喪女さん

まず受賞のお気持ちを伺ったところ、このようにお喜びのコメントを寄せてくださった作者の喪女さん。

このたびは素敵な賞をいただきましてありがとうございます。人生で初めて賞を受賞させていただきとても嬉しく思っております。まさか入選するとは思っていなかったので正直びっくりしました。受賞を心の糧として今後も良いデザインができるように頑張りたいと思います。

喪女さん受賞コメント(以下、同様)

元々は、Canvaからのメルマガで定期的に配信される#CanvaDesignChallenge というデザインのお題に沿って他の方が作った作品をSNSで見たことがきっかけで、今回の #Canvaで壁紙デザイン コンテストへの参加を決めたそうです。

自分で作ったデザインをコンテストに応募するのが初めてだったそうですが、以前勤めていた会社では「デザインを依頼する側」のお仕事をされていて、元々デザインに近いところで活躍されていました。

その会社を退社後、個人でスモールビジネスを立ち上げ、今度はご自身で「デザインを作る側」になりました。ブランディングやマーケティングのために多くのデザインを必要とするようになったからです。

デザインを外部のデザイナーに依頼していた会社員時代は、やりとりや修正の工数がかかっていましたが、自分でデザインを作るようになってからは、スピード感を持って、自分のイメージ通りのデザインを作れるようになったことが一番の変化だったそうです。

受賞作品ができるまで

今回、「桜が綺麗で賞」を受賞された作品に込められた想いを聞いてみました。

新生活を迎えた女友達3人組の友情を表現しています。今まで学校生活を共にしていた3人が別々の道を歩むことになってから迎える初めての休日、桜を見に出かけ肩を寄せあい恋バナをしている、そんな美しい友情の風景をデザインしました。新生活を迎えた若い女性にエールを送っています。

実は喪女さん自身、学生時代に同じ部活で同じ学年だったお友達と仲良し3人組だったそうです。今は頻繁に連絡を取ることはないけれど、きっと再会したらかつてと同じような楽しい時間を一緒に過ごせると思う、と話されました。

一番最初に、「綺麗だな」と思った桜の木のイラストを置いて、次に誰にお花見してもらおうかと考えながら探していたところ、3人の女性のイラストの配色(ピンク・オレンジ・黒)がピッタリとハマったんです。そこから頭の中で物語のイメージが膨らんでいきました。

「桜」というお題から素材探しが始まり、気に入った素材を並べて作っていったところ、ご自身の学生時代の思い出を再現したかのような、物語のあるデザインに完成していったそうです。

Canva「桜」素材の検索イメージ

自分の壁紙デザインをお部屋に投影してみて

賞品として贈られたホームプロジェクター「Aladdin Vase」で、ご自身の壁紙デザインを実際にお部屋に投影してみた感想も聞いてみました。

自分でデザインしたものが商品に入っているというのがとても不思議な感覚、特別な体験でした。PCの画面で作ったので実際の投影サイズが想像より大きかったですが、その分とても春を感じました。他の方の作品をみて刺激も受けました。次は動きのある作品にもチャレンジしてみたいと思いました。

母として娘に手作りした絵本

喪女さんは、お仕事のために、SNS投稿から、記事のヘッダー画像、チラシをはじめとする印刷物まで、色々な種類のデザインをご自身で作られています。

それだけでなく、個人の活動として、YouTubeでラジオを配信中。そのサムネイルや告知ポスターやラジオドラマの企画のイメージムービーもCanvaを使ってご自身で作られているそうです。

様々なCanva活用例の中でも特に印象的だったのが、お嬢様のためにCanvaで作られたトイレトレーニングのシール台紙と、オリジナル絵本です。シール台紙は図形の素材を綺麗に並べてマス目とし、絵本はトイレの神様のストーリーを元に、イラストと文章を作り、ご自宅で市販の厚紙に印刷して、製本まで手作りで仕上げたそうです。

Canvaは、元々は仕事のために使い始めましたが、それだけでなく母親としての活動にも大変重宝しており、育児中の方におすすめしたいです。娘のトイレトレーニング中に作ったオリジナル絵本はいい思い出です。

今後は、お嬢様の成長に合わせて、デザインを使って力になってあげたいと考えているそうです。今勉強中のひらがなをはじめ、特に苦手なものを取り組むときに、ご本人に合った教材やドリルなどを作ってあげたり、例えば宇宙や地球など、興味を持つものが広がっていった時に、手作りのデザインで学びを支えていきたいとおっしゃっていました。

Canvaの素材を眺めるのが楽しい時間

こんなに多くの素敵なデザインを作ってこられて、デザインするのがとても好きだという喪女さんですが、実はオリジナルのイラストを描いたり、デザインを一から作るのは苦手なのだとか。

そのため、大雑把にデザインを作ることができるCanvaがとても重宝するのだといいます。

特に、Canvaにたくさんある素材やテンプレートをぼんやり眺めるのが好きで、それらを参考にしながら、デザインをどうするかの妄想を膨らませている時が楽しいそうです。

細かい補正や調整は別のツールとも活用して最終的に仕上げることも多いそうですが、Canvaで素材を組み合わせていってイメージ通りに出来た時や、新たにこんなことをしてみよう!と妄想する時間も含めてCanvaでのデザインを楽しまれています。

かつてのリスナーに届くように

喪女さんのラジオは、出産・子育て期が落ち着いた少し前から週一回程のペースで再開。日常の呟きやゲームのこと、そして新たに子育てのことを配信しています。リスナーがコメントを投稿できるフォームもあるそうで、子育てに奮闘している方々とつながる場になったら、という想いをお持ちでいらっしゃいます。

大学生の頃から継続して配信されていたこともあり、かつてはリスナーが300人を超えていたそうです。昔のリスナーさんにまた届いたらいいな、と優しく話されていたのが心に残りました。

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Canvaは、数あるデザインツールの中でも「とにかく素材が豊富」という点をユーザーの方々からお褒めいただくことがありますが、今回「素材をぼんやり眺めながらデザインのイメージを膨らませるのが好き」と言ってくださる喪女さんに出会い、Canvaが単なるデザインツールとしてではなく、デザインプラットフォームとして楽しんでいただけている実感を得たような気がしました。

イメージを膨らませたり、デザインの参考にしたりと、Canvaの素材やデザインテンプレートにはユーザーの方々のクリエイティビティを刺激する役割もあるのだと知ることができました。素敵なお話を共有してくださった喪女さんに改めて心より御礼申し上げます。

次回は、もう一人の最優秀作品賞「最高のエールで賞」を受賞されたChristineさんのインタビューをお届けします!どうぞお楽しみに!



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