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親のココロ

この春から大学生となった息子が
『お母さん、オレは元々親切だけど、朝、時間に余裕があるとみんなに挨拶したくなるよ。大学生って時間があっていいねえ!』
などと言っていたのに、それから一月もせずに
今ではレポートに追われる毎日を送っているようで朝は眠くて仕方ないらしい。
だけど、自分で好きな道を歩いているのだ。
健康を損なわない程度にうんと学んで、枝葉を伸ばして大きくなれば良い。

18才は、未来を見据えて様々な希望が湧いている年代の最中。
何者にでもなれる(かもしれない)という、自分への期待やら、知らない世界への好奇心。
やりたいこと、欲しいものが、考えなくても
沢山でてくるみたいだ。

レポート、レポート、たまにサークル、レポート
の毎日を送りつつもなお、
『これが終わったらばあちゃん家に行く』
『夏休みには絶対東北に行きたい』
『他にも日本のなかの知らないところをあちこち、周ってみたい』
『大きいモニターがほしい』
などなど、常に何かしら野望を伝えてくる。
そうやって言っているうちの幾つが叶うだろう❔
彼にとって、春先の時間の流れは夢のようだったかもしれない。

親世代が18才だった頃とは、比べることができないくらい時代が進んだ今。
時間に追われることもあるだろうが、今しかできない経験を見極めて取り組み、懐の深い人間に成長してほしいと願うところである。

ところで、、、
『東北』へも、『日本の知らないところ』へも、自分ひとり旅がしたいのだとのこと。
にわかに、久しぶりに家族で行くか!と立ち上がった夫と二人、うなだれた次第です。

ガッカリ😵

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