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データを利活用できる環境構築を通じ、顧客への貢献度を高めたい。データ基盤開発をリードする柳澤がキャンサースキャンで働く理由。

キャンサースキャン | Cancerscan

今回は、データ基盤開発と、キャンサースキャンの中でも注目度の高いプロダクト開発をリードする柳澤にインタビューしました。


◆柳澤仁子プロフィール◆
音大卒業後、システム開発会社へエンジニアとして入社し、その後事業会社2社を経て、2019年8月にキャンサースキャンへ入社。2021年7月以降はフルタイムに切替え、3歳の子どもを育てつつ、開発をリードしている。

柳輪さん1

キャンサースキャンに入社するまでについて教えてください。柳澤さんは音大を卒業されていますよね。

はい、音大では作曲や音楽理論を学んでいました。音楽系の仕事も視野に入れて就職活動をしていましたが、就職活動を始めてみて音楽と別の世界を体験してみたいと思うようになりました。音楽理論は数で表現するものが多く、美しく感じる和音の繋げ方とかもおおよそ理論で説明できるんです。理論という様々な制約の中で、具体化と抽象化を繰り返して音楽を形作っていく、これがシステムの構築と似ているなと感じていたことから、業務システムの受託開発やSES派遣を展開している会社にエンジニアとして入社しました。

その後事業会社を経て、キャンサースキャンに入社する前はメーカーのECサイトや社内システムの開発、保守運用を担当していました。0→1でシステム構築をしたり、デジタルマーケティングにも関わったりと、チャレンジできることも多く、本当に楽しかったです。ただ、妊娠をきっかけに、子育てと仕事の両立というか、自分が望む働き方がその会社で実現できないと分かり、退職しました。


エンジニアとして幅広いご経験をされていると思いますが、その中でもなぜキャンサースキャンに?

自分の働き方を考えると同時に、働く意義も考えるようになったんですよね。私は「自分の子どもが大きくなったときに、社会が今よりよくなっていてほしい。そうなるように自分も実現する一人でいたいし、社会貢献性の高い領域で働きたい」と思い、転職活動をしていました。

福吉さん(代表)がよく言っている「ビジネスと社会貢献の両立」って、なかなか実現が難しいと思うのですが、キャンサースキャンはまさに体現していて、キャンサースキャンに惹かれました。あと、ちょうど父親が、がんかもしれないと検診で分かった時期で。キャンサースキャンはがん検診の受診勧奨事業から始まっているし、会社のHPを見て予防医療を知っていくうちに、自分もここに関わりたいと思うようになって入社を決めました。


「ビジネスと社会貢献の両立」って確かにキャンサースキャンで仕事をしていると当たり前になっていましたが、難しいですよね。
実際に、入社されてからはどんなお仕事をされていましたか?

2019年8月に入社して、1年半程はファイルストレージサービスの保守運用を担当していました。自治体から委託した事業でヘルスデータの受領や分析結果の提示を行う時に使うシステムで、今や事業を遂行するにあたって欠かせないインフラになっています。センシティブなヘルスデータを扱うので、一定のセキュリティ要件を満たす必要がありますし、障害が起きて利用できなくなってしまうとスケジュールに影響が出たり、トラブルが起きた時のインパクトがあります。保守運用によって、安全に確実にヘルスデータの授受等ができる体制を構築していました。

ファイルストレージサービスがあってこそ、円滑な事業推進ができているんだなと私も日々思います。最近は柳澤さん、少し役割が変わったのかなと思うのですが。

2021年の春ぐらいからは、データ基盤の開発に取り組んでいます。医療費分析事業や疾患啓発の介入事業等、自治体から多くの事業を受託していますが、データアナリストが自治体の要望に合わせて、毎回分析のコードを開発し、運用しています。しかしそれによって開発やオペレーションコストの増加、スケーラビリティに耐えられないなど様々な問題がありました。そこでデータを集約し、必要なクレジングを自動で行い、あとはSQLを使うだけで適切に使用したいデータを抽出できる環境をつくることで効率的な分析ができるようにしたいです。いずれはBIツールと連携し、データアナリストだけではなく、ビジネスサイドのメンバーもダッシュボード上でデータの分析結果を見ることができる、いわゆる「データの民主化」を目指しています。

柳澤さん2

データの民主化・・・!

「データの民主化」ができれば、もっと仮説検証のPDCAも速く回せるし、それだけ自治体への貢献度も高まると思うんです。今はビジネスサイドから、「こういう仮説検証をしたい!」とデータアナリストに都度相談をされています。そこでは他の業務との調整もあるので、待つことだってあります。仮説検証をビジネスサイドのメンバーだけでもある程度できたら、もっとスピーディーにできるだろうし、自治体に密着した仮説検証もできるようになると思います。今は、ボトルネックが各所にあるので、それを解消して自治体へよりよいサービスをデリバリーできるようにしたいなと。

長期的な視点というか、属人化の解消やデータの民主化が柳澤さんのお話の中で、大きなキーワードだなと感じました。
これは、キャンサースキャンで仕事をする中で課題と感じるようになったんですか?

はい、これはキャンサースキャンで課題意識を持ったことです。きっかけとしては、春に卒業したエンジニアの存在が大きかったですね。彼が、キャンサースキャンのインフラを作ってきてくれて、私はそれを引き継いでいます。自治体の大切なヘルスデータを取り扱うからこそ、いつでも安定的に事業ができる体制が必要なので、属人化は解消したい。個人のキャリアも応援したいですし。この点は、工藤さん(シニアエンジニアリングマネージャ、2021年6月入社)にも課題意識を共有し、一緒に取り組んでくれています。

このデータ基盤の開発は、どういった体制で進めていますか?

データ基盤のコア部分の開発を担うチームについては私がプロダクトオーナーで、エンジニア3名と業務委託でスクラムマスターの方が1名と計5名体制で取り組んでいます。各事業をデータ基盤にのせるところはまた別のチームが担当しているので、チーム間で連携しながら進めています。


そうすると、ファイルストレージサービスの保守運用と大分仕事の仕方も変わりますね。

そうですね。これまではどちらかというと個別の依頼に対応していくことが中心だったので、チームで仕事をする点が大分変わりました。チーム体制で進めることで、属人化によるブラックボックスも解消していければと思います。
もともと、私は個人主義というか、一人で黙々と開発することが好きだったんです。このデータ基盤開発の担当となったときも、最初は「自分が技術でリードしなきゃ!」ってイメージを持っていて、勝手に一人で闘っている感じでした。けれども「それじゃだめだ」と自分の意識も変わって、今ではほとんどメンバーに任せるようになりました。個人ではできないことをチームで取り組むことで、プロダクトの質を高めることができているし、そのチームの雰囲気もよいと感じています。

最低毎日1回はオンラインでMTGして、顔を合わせています。スクラムマスターの方の力もあり、MTGで議論を発展させることもできるようになり。チーム一丸となってよりよい方向を模索していくことができています。


入社理由で仰っていた、ビジネスと社会貢献の両立については感じられますか?

日常的な業務では、直接お客様と接することがないので感じにくいところもありますが、データ基盤の開発は社内業務の効率化にとどまらず、お客様へのよりよい価値提供に繋がると信じています。キャンサースキャンが目指す状況と自分がやりたいことがマッチしているので、やりがいを感じられる環境で仕事ができています。


(話し手:柳澤仁子、取材・執筆:北村早紀、撮影:横田貴仁)

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