婦人科がん術後の骨盤底筋の低下 体幹を強くしよう
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大阪国際がんセンター 患者交流棟にあるルネサンス運動支援センターです。
今回ご紹介するのは、子宮体がん・子宮頸がん・卵巣がんの治療の影響による「骨盤底筋の低下」を予防・改善させるための運動のご紹介です。
その前に・・『骨盤底筋』とは何なのでしょうか??
骨盤内にある膀胱や子宮、直腸などの臓器を正しい位置に保ったり、尿道を締めて尿漏れを防ぐなどの役割を担っている筋肉の総称です。
婦人科がん(子宮体がん・子宮頸がん・卵巣がん)の治療では、同じ部位にある骨盤底筋も治療の影響を受けて動きが悪くなり、排尿トラブルや便秘を引き起こすことがあります。
特に排尿トラブルは手術の方法によっては、影響を受ける事があり、残尿感や尿失禁といったものが発生してしまいます。
予防としては、
・尿をため過ぎない
・強くお腹を押して無理やり出さない
・一定の間隔で排尿する
などといった方法もありますが、排尿をコントロールしてくれる骨盤底筋を鍛えることが大事です。
後で紹介する動画は「体幹を強くしよう」という内容ですが、『体幹』には上は「横隔膜」で、背中側には「多裂筋」という背骨に繋がっている筋肉があり、お腹周りには「腹横筋」というコルセットのような筋肉があり、下には「骨盤底筋群」があります
つまり骨盤底筋を鍛えるには『体幹』を鍛えると良いという事になります!
体幹を鍛えるのに、まずドローインという呼吸方法から覚えることから始めてみましょう!
息を吸ってお腹を膨らませ、息を吐いてお腹をへこませる。
この呼吸方法で腹横筋を動かすことによって、その周りにある骨盤底筋にも効果を発揮します!
ぜひ、この動画を参考に運動をしてみてくださいね!
自分に合った最適な運動を知りたい。運動について不安がある。という方はぜひ私たち「ルネサンス動支援センター」にご相談ください。
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