「知り合いを呼びたくなる魅力的な開発環境を作ろう、とカナリーへの入社を決意した」メガベンチャー出身エンジニアの組織への想いとは
こんにちは!株式会社カナリー 経営企画室 HR&Culture統括 / 採用責任者の眞砂です。
株式会社カナリーは、【もっといい「当たり前」をつくる】をミッションとしているスタートアップです。
日々の暮らしには、不便・非効率がありながらも、過去の延長で「当たり前」と受け入れてしまっていることが溢れていますが、我々は、デジタルの力でこの「当たり前」をアップデートし、もっといい未来をつくっていくことを目指しています。
今回は、開発本部 プラットフォームチーム リードエンジニア 宮下さんへのインタビューを実施しました!
0. 簡単な自己紹介
宮下 弓槻(みやした ゆつき)と申します!
開発本部のプラットフォームチームのリードエンジニアを務めています。
1996年3月生まれです。趣味は二郎系ラーメンを食べること、家で飼っている猫ちゃん2匹と戯れること、ジョジョ、アニメ、ポーカー、Vimなどなどです。
1. 幼少期~学生時代について
3人兄弟の長男で、2個下の妹と9個下の弟がいます。
父の仕事の関係でいわゆる転勤族で、生まれたのは茨城、1歳までは栃木、2歳から10歳まではシンガポールで日本人小学校に通い、10歳からは石川、大学からは東京、といろいろなところに住んできましたが、小さい頃は記憶がないので実質住んだことがあるのはシンガポール・石川・東京ぐらいですね。(笑)
帰国子女あるあるで、海外にいたのは小学校の期間だけだったのでボキャブラリーは大して多くもなく、戻ってきても英語は人よりちょっとできるぐらいでした…。
中高では陸上部で長距離をやっていました。元々早生まれで体が小さかったというのもあり、勝ちたいという思いが強かったので、努力すれば伸びる種目に打ち込んでいました。
大学は国公立の情報系に進学したのですが、理系の中でも情報系を選んだのは半ば消去法でした。工学系や物理系はあまりイメージが湧かず、高3で初めてスマホを持ってアプリを触ったりして「いいな〜」という思いがうっすらあったので、やってて損はないかなという観点で選んだんですよね。
大学では勉強とバイトがメインでした。バイトは鍋のお店のチェーンで、キッチン担当だったので料理は得意です。いかにおいしいまかないを作るかに腐心してました。
エンジニアを目指すようになったきっかけでいうと、大学1・2年生のときにプログラミングに関する授業があったのですが、情報系ということでいわゆる低レイヤー寄りの内容だったためあまりイメージが湧いていませんでした。
ですが3年から研究室配属となりアプリケーションを開発し始めたタイミングで、それまで学んだ内容が「connecting the dots」して一気に興味が強まりました。そのまま大学院に進学して引き続き授業やインターンで開発を続けていました。
就活では、研究室の先輩が大体SIerかWeb系かに分かれていたのですが、自分は手を動かしたかったのでWeb系を選びました。
いくつか会社を見ていたのですが、夏の短期インターンに参加したサイバーエージェントから内定をもらい、そのまま入社を決めました。
実は、カナリーの現採用責任者のゴッティさん(眞砂)とはこの夏の短期インターンで出会ったんですよね。
当時、ゴッティさんはサイバーエージェントでエンジニア新卒採用担当を務めており、僕はその担当学生として面接をしていたり短期インターンで交流をしていました。
当然そのときは、数年後に別の会社で一緒に働くことになるとは思いもよらなかったです。(笑)
▼HR&Culture統括 / 採用責任者 眞砂へのインタビュー記事はこちら!
2. 前職までやっていたこと
一貫して新規サービスに関わっていました。
入社の1年ほど前から内定者インターンとして子会社にジョインし、新卒入社後もそのまま配属になりました。
エンタメ系のBtoCサービスだったのですが、サービス自体のメインループやユーザー体験を考えて優先度つけて機能追加をしていくといった、ユーザーに真摯に向き合う体験をすることができました。
当時はバックエンドをメインに、データ周りにも関わっていました。 ですが、配属された直後に無事リリースしたものの、その数ヶ月後にサービスのクローズが決まってしまったんですよね。
その後は、また別の新規サービスに異動となりました。
1つ目のサービスでたくさんのことを学べたので再度ゼロイチにチャレンジしてみたいという思いがあったのですが、2つ目のサービスもリリース前にピボットしたりリリース時期が延期したりとあまりうまくいかず。
サイバーエージェントはすごく良い会社で今も大好きなのですが、大企業ならではの難しさも感じていました。
そこから、外の会社に対しても興味が出始め、スタートアップも面白そうだなと思うようになりました。
自分が与えられる影響も大きいし、何より自分が作ったものに対し、我が子のようにその後も面倒を見れるような環境が良いなと考えていました。
3. カナリーを選んだ理由と、選んでみた結果はどうだったか
自分が担いたい役割として、社内の複数のサービスがある中でそれらをまたぐプラットフォーム的な立ち位置の動きをやれると面白そう、という思いがありました。
また、実はカナリーは大学時代に少しだけインターンとして手伝ってた時期があったんですよね。知り合い経由で繋がった形です。
その頃から不動産テックって面白そうだなという思いはあったのと、カナリーは当時から上場を目指しており、今後事業も広がっていきそうだなと感じていましたし、実際に複数のサービスを展開し始めているタイミングでもありました。
その上で、カナリーに決めた要因は3つあります。
1つ目は、不動産というレガシーな領域に対して技術観点でバリューを出せると思えたこと。
2つ目は、CEOの佐々木さんと話し「ロジカルなのに中身はアツい」という二面性に惹かれたこと。
3つ目は、以前インターンをしていたことで技術的な課題感も分かっており、それに対してチャレンジさせてもらえると言ってもらえ、技術に投資してる会社だなと思えたこと。
だったら自分がジョインすることで、皆が知り合いを呼びたくなるような魅力的な開発環境を作ろうと決意し入社を決めました。
入社してからはまず、事業がしっかり伸びていましたし、開発組織と営業組織の関係性もよく、良い意味でスタートアップっぽくないなと、感じました。
そのような状態になっていたのは、個人的にはVPoEの高山さんの存在が大きいと思っています。
開発メンバーが数人しかいない時代から組織をまとめてくれていて、皆が頑張ろうと思える環境を作ってくれているなと。
周りのメンバーも、オーナーシップを持って自分たちの会社をもっと良くしていこうという雰囲気がありましたし、実際にどんどん良くなっていっていました。今では組織の規模も大きくなっていて、感慨深いものがありますね。
▼開発本部長 / VPoE 高山へのインタビュー記事はこちら!
4. 今の仕事について
入社時はBtoB SaaSのカナリークラウドを担当し、その後BtoCサービスのカナリーに異動し両方のプロダクトを経験したのちに、今のプラットフォームチームに所属となりました。
プラットフォームチームは、カナリー・カナリークラウド、その他新規サービスといった各サービスが価値を最大限発揮できるための基盤を提供するチームです。
例えば直近だと、インフラ基盤の統一を通じ、各サービスの開発チームで同じスピード感を持って開発してもらうべく色々と動いています。
所属が変わりながらも自分がやりたいことをやらせてもらえていますし、2年ほど前からはCTOのどらさん(中山)も加わり自分のキャリアに向き合ってくれて、その上で今開発組織において僕がやるべきこと・僕だからできることをやれている実感があります。
次のステップとしては、各チームがさらに高い品質でプロダクトを提供できるような基盤作りや、新規サービスが立ち上がるときにより早くリリースできるような状態作りを牽引していきたいと考えています!
▼CTO 中山へのインタビュー記事はこちら!
5. 休日は何してる?
二郎系ラーメンをよく嗜んでいます。行きつけは成蹊前ラーメンですね。
あとは技術関連だとISUCONも好きで、過去5回ぐらい出ています。今回も出る予定です。
アニメもよく見ますね!元々特段好きではありませんでしたが、大学からハマり始めました。今は『チ。』にハマっています。
最近はポーカーも好きで、ちょくちょく大会にも出たりしています!
6. モチベーションの源泉と、その理由
そもそも、物事に対し「どういう仕組みなんだろう」というのを考えるのが好きで、知り尽くしたい、わからないことをなくしていきたいんですよね。
技術に対してそれを感じるようになったのは、大学時代に研究室でアプリケーション開発を経験し、「何もないところから自分で動くものが作れる」ことに強い衝撃を受けたからです。
かつ、知れば知るほど自分の経験値・資産にしていくことができるというのもあります。
あとは、研究室では周りに技術好きな人が多くて、当たり前のように技術の話をしていたのも大きいですね。
関連して、難しい課題や困難を乗り越えるのも好きです。
プロダクトの開発においては、時代やメンバーなどその時々の状況に即したアプローチを考えるのが楽しくて。プロフェッショナルとして「これがベストなのか」というのを常に追求していたいですね。
プラットフォームチームという役割上、サービスのエンドユーザーとの距離は遠くなってしまいましたが、今は社内のエンジニアがユーザーだと捉えています。
開発チーム全体に対してアプローチをすることができ、レバレッジが効くので、とてもやりがいがあります。
今後会社としてサービスを増やしていくことを考えている中で、サービスがしっかり伸びていくよう開発観点でスケールできるようにするというのが、難しくもあり楽しいです。
7. カナリーのカルチャーについて
開発チームでいうと、新しく入ったメンバーがすぐにバリュー発揮できる環境になってきたと感じています。シンプルに、以前より良くなってきてるなと。
既存のメンバーも新入社員のオンボーディングに力を入れるなど、「チームの成果を最大化する」意識が根付いていて、ひいては会社自体に対しても、もっといい「当たり前」をつくっていこうという雰囲気があります。
例としては、toCの「カナリー」のチーム内からバーチャルオフィスサービス「Gather」の導入の提案があった際も、「いいね、チームで試しにやってみよう」から始まり、実際にメリットを感じられたので数週間後には開発本部全体として導入するに至りました。思った以上にスピーディーに進んでいて驚きました。(笑)
CTOのどらさん(中山)もエンジニアの責務論といった組織としてコアな部分を固めてくれており、それが浸透しているのを感じます。
▼ CTOによる、エンジニアの責務論についてのテックブログはこちら!
全社でいうと、先ほどお話したようにエンジニアと営業の関係性も良いですし、全社キックオフでの営業本部長の横山さんの発表などを見ても、それぞれの部署がしっかり考えや想いを持ちつつ、お互いにリスペクトしてるな、垣根がないなというのはすごく感じます。
その時々で、良い方向にカルチャーが変わっていく。これがカルチャーかなと。
8. どんな人と働きたい?どんなチームを作っていきたい?
弊社のバリューを体現してるような人ですね。カナリーのバリューはバランスが取れているなと手前味噌ながら思います。
あとは熱量高くコミットしてくれる人ですね。長く働けばいいというわけではなく、どういった想いを持っているかが重要かなと。
技術観点だと、「適切なやり方で評価をできる」人ですね。 技術は本当に移り変わりが激しいですが、流行りや好みに流されず、「今何をするのが本当にベストか」をなるべく客観的に考え、より良いものを一緒に作れる人です。
プラットフォームチームとしては、各プロダクトが自分たちのことを気にしなくていい状態が理想だと考えています。「空気」みたいな存在、でしょうか。
9. 読者へのメッセージ
「エンジニアリング力を高め、社会にインパクトを与えていきたい人、来れ。」ですね!
技術への興味や熱い想いは、チームのメンバーが受け止めます。 一緒にもっといいものを作っていくために歩んで行ける人をお待ちしてます。
あ、あとVimとジョジョと二郎が好きな方はぜひお話しましょう!(笑)
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