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■春季西表島活動「所感」#2

【第二章】KIP2021爆誕

▼2020年西表島活動

ついに念願の西表島へ足を運んだ2020年。そこでは西表島に広がる、豊かな自然と、独特な暮らしをする方々と出会うことができました。

当初は、「船浮」から「ウダラ川」を通って鹿川湾まで下り、そこから「南風見田キャンプ場」まで進むというルートを計画していましたが、西表島内における入山規制や、知識不足などにより断念。

そのため前回は「星の砂浜キャンプ場」に三日間、「南風見田キャンプ場」に四日間滞在し、「ユチン川」を遡行したり、水牛で「由布島」へ渡ったり、「南風見田の浜」を歩いたりなど、散策を中心に活動しました。

私が思い描いていたような、西表島のジャングルを探検することはできませんでしたが、この島の豊かな自然や暮らしを十分に味わうことはできました。

大原港から石垣島に帰るフェリーの中で、絶対にまた来年挑戦してみせる、と意気込んでいたのを覚えています。

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▼居川OBとの出会い

失敗と反省を踏まえ、再び来年活動すべくメンバーを募集しました。その際に誘ったのが当時大学2年の寺本と白田の二人。彼らは山岳活動こそ貧しいものの「自然」にとても興味があるようで、誘ってみたら案外すんなりOKがでました。

今だから言えますが本当にうれしかった(泣)ありがとナス。

ちなみに、寺本は割と今回の活動について理解していたようですが、白田という者は軽いレジャー気分で参加していたそうです。気づいたら沢でビショビショになり、気づいたら西表島のアダンと格闘していた、と本人が語っております(笑)

そして私は、2020年度の関東学生探検連盟役員になり、書記を務めました。その年から連盟では「note」を始めることになり、これをきっかけに私もnoteによる創作活動が始まります。

まず私が書いたのが2020年の3月に行った「西表島活動」と、1980年に駒大探検部のOB・OGが行った「幻の湖調査」について。先輩方の活動を勝手にアップし怒られても怖かったので、OBに確認をとることにしました。その際紹介されたのが、「幻の湖調査」のリーダーと副リーダー二人の連絡先を知る居川OBでした。

居川OBは、「幻の湖調査」の活動には参加していませんが、過去に西表島の「仲良川」から「仲間川」をゴムボートで下ったり、「外離島」でサバイバル生活を行ったりなど、本格的にフィールドで活動してきた大先輩です。

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実は、居川OBとの出会いは2018年の中頃にまで遡り、メールでやりとりする前から二回も顔を合わせていました。初めは、駒大のキャンパス内で、私と数名の同期・先輩と居川OB、堤OBのメンバーで行った「意見交換会」、もう一回が複数名のOBが主催してくださった「洞窟活動を紹介する会」の時です。

こんな感じで居川OBとの出会いがあり、再びメールでたまたま繋がり、そしてそれをきっけに西表島で共に活動することとなりました。余談ですが、一緒に活動しようと誘ってくれたのは居川OBです。

私も西表島活動に必要な技術や知識、経験が皆無だったため、居川OBと繋がれたのはかなり収穫でした。

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▼第一回目のミーティング

そして2020年5月頃、𠮷田(当時4回生)、寺本(当時2回生)、居川OBの三人は「デニーズ」に集合し、第一回目のミーティングを行いました。白田(当時2回生)はなにかしらの理由で欠席。

そこで居川OBが、今年1年、西表島活動に向けた、数回にわたる訓練合宿を行い、チーム、そしてプロジェクトとして活動しようと提案してきました。

名前も既に考えていて、これによって、𠮷田、寺本、白田、居川OBの4人による

「駒澤大学探検部西表島プロジェクト(KIP2021)」

がここに誕生しました。

次回に続く!


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