マイナンバーの機能をスマホに搭載へ?

 記事によると2022年を目標に、マイナンバーカードの「公的個人認証機能」をスマートフォンに搭載すると、総務大臣から発言がありました。

 このトピックを取り上げているYahoo! ニュースのコメント欄を見ると、色々とネガティブな発言がされており、結構コメントとしては荒れているのかな?という印象を受けます。

 マイナンバーカードに関しては、来年度は健康保険証として使用出来るようにする動きがあったり、2026年には運転免許証として使用出来るようにするなどの動きがあり、今年に入って色々と動きがあります。やっと、eTaxやマイナポイント以外の使い道ができるようで、これはこれで楽しみなところです。

 今回、言及のあった内容としては、マイナンバーカードのICチップに含まれる情報のうち、「公的個人認証機能」と呼ばれる部分のみをスマートフォン単体で使用出来るようにするものということのようです。いわゆるJPKI-APと呼ばれる部分のみをスマホで使用できるようにするということです。これにより、この機能を使用してシステムへログインした人が本人そのものであることを証明することができ、またこの機能を使用してシステムから申請した人が本人そのものであることを証明することができるようになります。

 ユーザーIDとパスワードのみでシステムを使用した場合、本人になりすましてログインするということができますが、「公的個人認証機能」を使用することでシステムを使用しているのが本人その人であるということを証明することができるのです(物理的なマイナンバーカード やスマートフォンが第三者の手に渡ることが少ないという理由からです)。

 何かしらの公的申請書をオンラインで提出する際、事前にマイナンバーカードを読み込ませたスマートフォンを使用することで、マイナンバーカードをいちいち読み込ませることなく、本人であるという証明書つきで書類の申請が行えるということです。

 この辺りは、誤解も多く少し理解がしにくい部分であるため、マイナンバーカードに関してはあらためてまたnoteにしたいと考えています。

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