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何度でも読み返したい感謝のはなし

君は、どこ大卒? …そうか。国立の名門大じゃん。すごいなあ。

君たち大学出られたのなんでだと思う?
成績がそこそこよかった?がんばったね、えらいねえ。

他には?お父さんとお母さんが、頑張って学費を稼いでくれたから?
そうだ。本当にそうだ。お父さんとお母さんに、感謝しなくちゃね。

他には?

君の同世代の友達で、大学に行かずに働き始めた人もいるだろう。
きっと大学に行きたくても行けない人もいて、それでも働いて、働いたぶんだけ税金を納めてくれていたはずだ。国立の大学は、税金で運営されてる。

君が大学に通えたのは、君の同世代も含む、すべての働く大人のおかげだ。

万物への感謝の気持ちを忘れずに、君に知恵と生きる力を与えてくれた社会に、恩返しするんだよ。


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会社の研修は、いつも昔のえらい経営者の話を聞かされて
納得することもあれば、それは今の時代にはそぐわないんじゃないかなぁと思うこともあるんだけど
不真面目な私は、ふんふんって寝ぼけながら聴いてしまうこともあるんだけど(ほんまはあかん)

上の小噺(昔の"えらい経営者"と、そこで働いていた社員の会話)は、なんだか印象的で、三日経っても頭から離れなくて、きっと大事なことだから
ずっと覚えていられるように、書き留めておきたい。


感謝することが大事ですよ」だなんて
幼稚園の頃から何度も教わってきたことだけれど
毎日せわしなく生きてると、そんなことすぐに忘れちゃう。

忘れちゃうから、何度も教わったのかもしれない。
何度忘れても思い出せるように。


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昔noteに登場したこともある入院中のおばあちゃんから、3月9日のお誕生日にはがきが届いた。

("インフェル"流行った冬だったんだなぁ インフルだなぁ)

おめでとうのすぐ後に「両親に感謝して下さい」って書かれているの、なんとも私のおばあちゃんらしくて、でもただおめでとうって書いてあるより何倍も愛を感じた。

生まれたことに感謝なんて誕生日くらいしかしないけど、できないけど、それを過ぎたらいつも忘れちゃうけど、せめて1年に1回その日だけは、これからも思い出せますように。


お父さんお母さん私を産んでくれてありがとう。

私が「明るく楽しく元気なのが一番」って
何の迷いもなく言ってくれるおばあちゃんありがとう。

うれしい時一緒に喜んでくれてつらい時支えてくれて
一緒に楽しいことたくさん探してくれる友達と恋人にありがとう。

これを読んでくれてるあなたにありがとう。
大好きな書くことを続けられてるの、間違いなくあなたのおかげなんです。



何度でも読み返していつでも思い出せるように、ここにこれを書き留めます。



おわり.



(カバーはenさん とってもかわいいアイシングクッキー)




サポートくるたびに飛び跳ねてます ありがとうございます サポートで500円ためてスタバで甘いもの飲みながらnoteの原稿を書くのが直近の目標であり夢、叶え、かなえだけに(なんだそれ)