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アーリーリタイアできるかどうかの判断に使った情報

2020年に夫婦(45/39)でアーリーリタイアしましたが、その後の人生で中途半端に働くのは嫌だったので片道切符の予定でした。可能かどうかを判断するのに使用した情報は以下です。

生活費の集計

2年分の生活費をMoneytreeとMoneyforward MEで記録していました。自分でやったことはあまりなく、せいぜい除外対象となる外回りの交通費や飲食代を把握しただけです。当時は東京に住んでいたこともあり現金支出がゼロだったので、対象のクレカを連携しておいて後はほぼオートパイロットです。

2018年当時は2020年にリタイアするとは思っていませんでした。2020年にもう働くのはいいかなと思った時にそういえば記録していたなと思い出したくらいです。これが無いとできるかどうかの判断がつかないので助かりました。

シミュレーション

こちらを使いました。

アメリカのサイトですが、細かく設定ができるので日本の仕組み前提でもシミュレーションできます。こういうシミュレーションもそうですが、アーリーリタイア関係の日本語の情報って数が少ないし体系的でもなく正直あまり使えないと思っているので、参考にするのは英語のものがメインになっちゃいます。日本語のものは日本の制度に特化したものや個人の体験を読むくらいです。あと日本語の情報ってべき論が多いし(やかましいわ)、当事者でもない人が発信しているイメージが多くて違和感があります。

ここでシミュレーションをしてみて失敗率が0だったので「行ける」と判断しました。

以下はシミュレーションの時に考慮した内容です。

年金

資産運用生活をする前提だったので、退職後は制度が改悪されて支払いを免れられなくなるまで免除で行くつもりでした。一応ねんきんネットで将来の見込み支給額を見たりもしましたが、20年も先のことだし、氷河期世代ということもあって日本国のことはそんなに信頼していないので、年金は無いものとしてシミュレーションをしています。

ちなみに今時点での支給額のシミュレーションは夫婦合算で200,000円/月くらいですが、マクロ経済スライドを連発しつつのインフレにより、20年後の価値は多くても今の半分以下か1/3くらいにしかならないと思っています。また健康保険料の負担額や医療費の自己負担率も増えるでしょうから年金はゼロ扱いでちょうど良いと思っています。

2019年頃は、今後いつかはリタイアしたいなと遠い未来のことのように思っていたので、リタイア後は借りられなくなると思い持ち家(マンション)を購入したばかりでしたが、築古だったしいつかは売るだろうと思っていたので賃貸前提で支出を計算しました。

PF

株式と債券を60/40で持つ前提でシミュレーションしましたが、日本の国債は米国債に比べると無きに等しい利率なのでCashとして扱いました。