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40歳をすぎて大学に行こうと思った理由


凸凹家族

なぜ大学へ行きたいのか。それは"発達心理学を学ぶため"です。
わが子たちは幼少期から「普通」という枠にはまらない子どもでした。それが顕著に表れたのは小学生になってからです。

長女:中学~高校不登校予備軍(完全不登校にはなりませんでした)
   現在は社会人で一人暮らし中

長男:自閉症スペクトラム・学習障害ボーダー
        普通クラスに在籍、現在は専門学校生

次男:小学校高学年~中2不登校・チック症
       小6から支援学級(情緒クラス)在籍、現在は工業高校在籍

次女:小学校高学年~中2不登校・境界知能
        中3から支援学級(知的クラス)在籍、

ざっくりとこんな感じです。
子どもたちを育てていく中で様々な壁にぶち当たり、その都度自分なりに勉強しながら向き合ってきました。
しかし、発達に関する知識は断片的に知っている状態ですので、一度きっちり学んでみたいと思ったのです。そして自分の子育てが正しかったのか、その答え合わせもしたかったのです。


放送大学を選んだ理由

正直に言ってしまえば学費が安かったからです(笑)
最長10年在籍できて毎学期ごとに受講科目数も選べます。つまり金銭的に厳しいときや子ども達のイベント(受験など)がある年は受講科目を抑えることもできるのです。
社会人や家庭を持つ方には継続しやすいシステムだと思いました。


大人になってからの勉強

学生の頃、私は勉強が大の苦手でした。
まともに勉強していたのはおそらく小学校3年生までだったと思います。
自分でもなぜあれほど学ぶことを拒否していたのか不思議なくらい全く勉強していませんでした(笑)
それでも一応高校は卒業できました。

昔の私を知る人や両親は私が大学に行っていると話すとみんな驚いていました。

今思うと子どもの頃勉強が苦手だったのは、それが強制的なものだったからだと思います。
「あれをやりなさい」「これを覚えなさい」たまに興味を持っても「そこは授業と関係ないから」「それは覚える必要がないから」
楽しいわけがないです。

以前読んだ本に「大人になってからの勉強は、暗記ではなく理解することが大切だ」というようなことが書かれていました。

放送大学の授業形態は理解する勉強方法に最適でした。
インターネット配信で時間を問わず何度でも授業を見ることができるし、途中で止めてその都度わからないことを調べたりすることもできます。
そして理解できるようになると本当に勉強は楽しいです。

私は全科履修生なので必要単位があり、苦手な科目も勉強する必要があります。しかし子どもの頃のようなイヤイヤやっているという感覚はありません。それはきっと私が自分で選んで決めたことだからでしょう。

まだはじまったばかりでわくわくのほうが勝ってると思います。
これから進んでいくにつれて難易度は増し、しんどいと思うこともあるかもしれません。
それでもやっぱり子どもの頃のような「嫌だ」という感覚にはならないと思います。

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