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初老の韓国渡航・滞在(+帰国便に乗り遅れた愚痴)

 今年4月からソウルへ歯科治療に通ったおばさんの感想としては、なるべく疲れない・ストレスにならない方法で渡航・滞在する、というのが一番だと感じています。
 私の場合は、多少?高くついても、LCCは使わない、成田より羽田、滞在するなら日系ホテルというのが一番楽です。それを最優先させるために、他は極力節約しています。そもそもが仮歯なので食事は完全にあきらめ、ホテルの無料朝食以外はコンビニのおにぎりのみ。もし時間が余ってしまったら、無料で一日楽しめる国立中央博物館へ。トイレもキレイですし、疲れたらソファもあります。
 私のお気に入りは羽田発の深夜便です。機内食のあとちょっとうとうとして目が覚めたらソウルです。深夜便は仁川でトランジットする乗客が多く、入国もすいています。
 仁川空港からの往復の移動は原則リムジンバスを利用しています。ただソウルの渋滞はひどく、先日、ついに帰りの飛行機に乗り遅れてしまいました。ガイドブックなどには1時間半くらいと書いてありますが、私の経験では最低でも2時間、2時間半はかかると思っておいてくださいませ。
 帰国便に乗り遅れてしまった日は金曜日だったので、まず30分近く遅れてバスがやってきたあげく、渋滞に完全にはまってまるまる3時間ちょっとかかってしまいました涙 もし2時間でついたらぎりぎり間に合ったのですが…… その日は予約がいっぱいで午後2時からだったので、地下鉄・鉄道を利用するべきでした。
 渋滞で動かないバスのなかでぐるぐる必死に考えて、①1泊して明日LCCで帰る。②予約の便より40分遅い最終便を新規に買って帰る。値段的にはほぼ同じ。最終便すら間に合うか微妙。
 客観的・合理的に考えれば①だと思ったのですが(泊まれば歯医者に翌日また行けるということも)、私には家庭菜園があるのです。ここで帰らなかったら枯れてしまう、と思い②に賭けてみました(大バカ)。まにあわなかったら空港のソファーで寝ようと覚悟して。結論から言えばほんとうにギリギリのギリギリで最終便に乗れました。
 バスのなかでスマホでチケットを探して予約して、オンラインチェックインして。もう「必死」ってこういうことだと自分でも思うくらい必死でした(苦笑)。チェックインがまったくうまくいかずに心が折れて諦めそうになりましたが、必死にやってるうちになんとかチェックインができて搭乗券を入手できました。
 しかし空港にバスがついて降りたのはなんと離陸のちょうど30分前。国内線でも間に合わないよ~!!!!と思いつつ、クルー用の入り口を探して片言の英語で突破して、あとはおばさんが必死に走りました。国際空港なので広くて遠かったです涙。ひとつだけよかったのは、アシアナ航空だったので、遠かったけどそれでも他の会社よりは近いゲートでした。近くまでいくと「HANEDA~」と叫んでるスタッフがいて、搭乗券見せて確認され、ああこれで乗れると。これが離陸予定時刻の5分前くらいでした。いや、30分前でも乗れるんかい!!と驚いたというか信じられませんでした。ソウル→羽田25,460円を新たに支払ってなんとか帰りつきました。後悔先にたたずとはこのことです。高い勉強代でした。

 結論:歯科の予約は午前中。もし午後になってしまった場合は、夕方は渋滞するので、必ず地下鉄・鉄道で空港へ。何がおきるかわからないので、スマホは充電できるときに充電しておきましょう。

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