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小さな世界と大きな世界

昨日、悩みを書き出したあと、ふと思ったんです。

わたし、人生を満喫してるなぁって。


  ◇◇◇

『この世は仮想現実である』という説があります。

『仮想現実』とは、コンピューターの中に作られた
人工的な世界を、現実のように体験させる技術のこと。
視覚や聴覚だけでなく、触覚など五感に訴えかける工夫がなされている。
VR(バーチャルリアリティ)とも呼ばれる。

コトバンクより抜粋

例えば、今手にしてスマホや見ているディスプレイ、
周りを見渡したときに見える光景、
自分自身も「実体として存在していない」ものであり
CGやホログラムのように「見えているだけ」
なのかもしれない、という説です。

この考えは、すでに古代から論じられており
物理学や量子学、仏教にも似たような概念があるらしい


……と、そんな難しい話は置いておいて。

簡単にまとめると、
とてもリアルなオンラインゲームの中で生きている
ということ。

有名どころで言えば、
ファイナルファンタジーでしょうか。

最近のMMORPG(インターネットを介して数百人~数千人規模のプレイヤーが同時に参加できるオンラインゲームのこと)は、
敵やモンスターと闘うだけでなく
手に職就けて極めてみたり、
普通に生活したりと様々な楽しみ方があるようです。


でね、もし今感じているこの世界が
オンラインゲームの中だと仮定した場合。
世界のどこかで英雄が生まれて、
平和を脅かす存在から
世界を救おうとしているのかもしれないわけです。
(厨二的発想)
自分が傷つきながらも、仲間を守り、
世界を守ろうとしている人がいるのかもしれない。


そんな世界で、わたしは
早寝早起きができないと悩み
クッキーを食べようかどうしようか悩んでいる
わけですよ。


スケール、めっちゃちっさいな(笑)。


いやいや
悩みに大小貴賤なんてないのは分かってますが。

片や
世界の平和を憂い、傷つく人を痛み
それでも顔を上げて前に進もうとしている勇者と

片や
夜更かししたことを朝になって悔やみ
体重の500gの増減で一喜一憂しているわたし。


なんか、人生、楽しそうじゃないですか?
満喫してるよね、と(笑)。

オンラインゲームだとちょっと分かりにくいので
漫画で例えてみると

鬼殺隊が夜ごと鬼を刈っているときに
わたしはネットをしながら笑ってたり

呪術師が命の危険を晒しながら呪霊と闘っているときに
わたしはお菓子をつまみながら本を読んでるわけです。


幸せなこと、この上ない。
ありがたいことですね。
世界の平和を守ってくれている人がいるおかげで
わたしはのんびり悩むことができているのです。


どこかに存在する勇者に感謝を捧げつつ
これからも、
人生を満喫しながら悩んでいきたいと思います。

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