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独身男性、家を買う

※この記事は、うじをさん企画の「(1stシーズン)謎解きクラスタによる謎以外 Advent Calendar 2021」12/19分の記事です。

はじめましての人もそうでない人もこんにちは、Calizと申します。
普段はこのような文章はおろか、日々のTwitterすら碌な文を打たないので、
拙い文章となりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

さて、この度わたくしCalizは数千万円の借金を背負う身に...
もとい、マイホームを購入しました。
1人暮らしなら間違いなく持て余す3LDKのマンションです。
ちなみに引き渡しはもうちょい先なので、まだ入居はしていません。

購入の動機

いやいや独身に持ち家なんていらねーだろ!!って声が聞こえないけど聞こえてきます。まあ間違ってはいないと思います。
結婚が遠のくって言うしね。

そんなことはさておき、何故購入を考えたかというのは以下の通り。

・老後に家を借りづらくなるリスクの考慮
・長期のローンを組むには、年齢的にそろそろ限界が近い
・会社の方針でコロナと関係なく在宅勤務となり、部屋で公私を分離したい
・在宅時間が増えたので、生活の質を上げたい
・住宅ローン減税の特例適用(1%13年)の期限がギリギリ

というところですが、要はいい部屋に住みてえ!!って思ったからです。

物件の選定

いざ買おうと思っても、予算は有限、条件は無限...
人というのは少ない元手で莫大な利を得ようとする卑しい生き物です。
私も例外では有りません。

新築で最上階で角部屋で設備が良くて駅近で都内のオシャレな立地でetc...
億単位をぽーん!と出せるならアリでしょう。でもね、庶民にはね。無理。
となると、条件は優先順位を立てて整理をしなければなりません。
家の購入に限らず、何事も希望と条件の折り合いは重要なのです。

当初の条件では予算との乖離があまりに激しく、一部条件を落としながら探していくと、譲れない条件とそうでない条件が明瞭になり、最終的には以下の条件で候補を絞りました。

・都内の頻繁に訪れるエリアに電車で30分以内、職場まで1時間以内
・駅徒歩10分以内、ターミナルなら15分以内
・広さは50㎡以上、間取りは2LDK以上
・階層は2階以上
・築年数は20年以内、但し共用部を含め刷新されていればそれ以上でも可
・新耐震基準を満たし、修繕計画が計画通りに行われている

条件多いじゃねえか!!って言われるとぐうの音も出ないですが、
これでも大分緩めたし絞ったんだよ!!!!

複数の不動産屋・販売業者に声を掛け(超大事)、内見と交渉を繰り返した結果、予算を切りつつ希望条件を余裕で満たす物件を見つけることが出来ました。
更に想定していなかった良ポイントとしては、

・契約後に内装工事が入るので、内装の素材やカラーが指定できる
・設備や内装は新品なので新築と遜色なし
・業者販売の課税物件なので、減税も新築同様の控除が受けられる
※非課税物件(一般的な中古物件)の控除額上限は低い
・建物の築年数は少々古いため、固定資産税が安い
・提携ローンで好条件のローンが組める

と、多少の不満点が消し飛ぶくらいのメリットがあったことと、交渉で結構な値引きに応じてもらえたため、契約するに至りました。

実のところ、候補にした段階では期待値はそこまで高くも無く、一応見てみるか...程度の気持ちで行ったのですが、現地で明らかにテンションが上がったことを自覚し、気持ちに嘘はないと信じて決めた物件だったりします。
逆に候補段階では良さそうだと思った物件に肩透かしを喰らうことも結構ありました。
やはり、己の目と足を使った上で自分の心を信じる、ということが重要ですね。

購入の手続きや初期資金

住宅の購入って手続きが面倒なイメージがありますよね。
ローンを組むとて、準備費用はそこそこ必要だという印象もありますし、買いたいけど...なあって思う人は多いはず。私もそうでした。
結論からいうと、手続きはやや面倒ではあるが思ったほどではない。
準備費用も大して必要ではない。です。
※私は給与所得者なので、個人事業主の方は参考にならないかもしれません

■不動産契約に関わる手続きについて
面倒な部分は大体業者側でやってくれます。
必要なのは、名刺・実印くらいなものです。
基本的に対面で済むので、複雑な書類を書くことは一切ないです。
あったとしても、その場で質問しながら書けば良いので悩む必要は無いでしょう。

■住宅ローンの手続きについて
まず、個人で申し込むととても面倒くさいので、業者経由でやることをオススメします。
提携ローンで一般提示金利より低く融資を受けられる場合もあります。

さて、こちらは少々面倒です。
事前審査の段階で複数の金融機関に申し込みを行うので、その分だけ申込書の記入が必要になります。
勤務先情報、自身の年収額、保有資産額(預貯金・投資)、あれば現在借り入れ中のローン情報が必要です。
まあ大体書くことは同じなので、頑張って手を動かしましょう。

また、事前審査と本審査で結構な書類を揃える必要もあります。
・会社から発行されるもの(証明書、住民税決定通知書、源泉徴収票等)
・役所で取得するもの(住民票、納税証明書等)
・自身で用意するもの(職歴書、免許証、保有資産の確認資料等)
人によって求められるものが若干変わりますが、
提出を求められた書類をとにかくかき集めましょう。
業者経由であれば、不動産売買契約書等を提出してくれるので、大分楽になります。

出すものを出したら審査結果をおとなしく待ちましょう。

■購入後の手続き等について
これからのことなので、全部把握しているわけではないですが、
・不動産取得税の軽減申請
・初年度の確定申告
などは今後やっていかなきゃいけないですね。

■初期費用について
初期費用がいくら掛かるかが気になる人って結構多い気がします。
実際、私はここが一番の懸念点でした。
かねづかいがあらいからちょきんすくないのよー...

まず住宅を購入するにあたって、頭金を気にする方は多いかと思いますが、借入上限額を超えた物件を買おうとしない限り出さなくても大丈夫です。
ローン審査で満額借りられなかった場合は差額をキャッシュで出す必要があるので、それが実質頭金といえるでしょうか。

また、販売費用に加えて諸経費がかかります。
マンションの場合ですが、登記費用やら管理一時金、新築なら修繕積立一時金、中古なら仲介手数料等々...
さらにはローン事務手数料もあり、諸経費は概ね住宅費用の5%~10%程度掛かってきます。
と、ここまで書くと、結構かかるやんけ!!となりますが、これは住宅ローンに含むことが出来るのです。
但し、借入額は増えるので資金計画にはご注意を...

まとめると、販売費用+諸経費はローンで賄えるので、ローン審査で満額借入が叶えば、初期費用を用意する必要はありません。

但し、物件契約時には手付金が必要となります。
手付金なので、諸経費の精算に使用されますが、余れば返金されます。
ですが、逆を言えば現生で用意する必要があるお金ということです。
購入する物件価格にもよると思われますが、私の経験則でいうと、交渉したどの業者も手付金に100万円は必要でした。

つまり、庶民が背伸びをしない物件を購入する前提で、最低100万円は必要ということになります。

さいごに

住宅を購入するにあたっての気づきをとてつもなく大雑把に書きなぐりましたが、購入を検討している人の何かしらの参考になれば幸いです。
2022年度の住宅ローン減税方針の発表、生産緑地法の改正による農地開放による住宅の増加予測など、なかなか買い時が掴みづらい時期かなあと思っていますが、結局のところ買いたい時が買い時なので、慎重かつ大胆に買ってしまえばいいと思います。

それでは。


おまけ

本稿公開日の2021/12/19はなんの日かご存知でしょうか?






そう






本日は、本アドベントカレンダー企画者であるうじをさんが個人協賛した、
「謎なしAdvent開催記念」がばんえい競馬場で行われます!!

Youtubeでも見られるそうなので、皆で応援したり勝馬投票券を買ったりしよう!!

※追記

無事終了しました。
初めてばんえい競馬を観たんですが、一般的な競馬とはまた違ったレースで面白かったですね。

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