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学部4年までに覚えておきたいWordの初級スキル

 お越しいただきありがとうございます。カルフです。今回はPCのスキルシリーズとして、Microsoft Wordの初級スキルを記していこうと思います。内容は本当に初級なので、すでに中級以上の方は華麗にスルーしていただくか、「分かる分かる~」と共感していただければ最高です。内容を先に記すと、


・選択(Shift + "←" or "→")
・斜体(Ctrl + I)
・上・下付き(Ctrl + Shift + "+" or "-")
・ページ区切り(Ctrl + Enter)
・最後に

です。それでは1つずつ見ていきましょう!

選択(Shift + "←" or "→")

 まずは”選択”です。これは普段マウスで狙いを定めてアクティブにしたい文字列をドラッグして、灰色の網掛けにするアレです。「それくらい知っとるわ!」と思ったそこのあなた、さすがです。これを知らない人はPCに触れたことのない小学生くらいのIT知識です。しかし、選択の後ろに書いてある()の中に注目です。そう、これは前回の記事でも紹介したショートカットキーを示しています。このショートカットキーを使いこなせれば、PCの基本操作のみならず、Wordでも処理を高速化することができるのです。特定の文字列をアクティブにした後は、、、次に参りましょう!

斜体(Ctrl + I)

 まずは文字列を斜体(イタリック)にしてみましょう。理系の作成する文書では地味~に多くの斜体が出現します。なぜなら、理系の文書において物理量は斜体で記す、というルールがあるからです。物理量が出てくる度にいちいちマウスで一文字ずつ選択して、斜体ボタンをクリックする日々からは早くおさらばしてください。さあ、次行きましょう!

上・下付き(Ctrl + Shift + "+" or "-")

 これは是非覚えていただきたい!これを初めて知った際、私は本当に感動しました。理系の文書では、斜体以上に出現する文字だと思います。ほとんどの化合物で下付きが必要ですし、イオンなんて書こうものなら100%上付きが要ります。血眼になってスクリーンを睨んでマウスで大量の上・下付きを行うなんて考えられません。ブルーライトを浴びすぎて目が弾け飛んでしまいます。今すぐ活用しましょう!

ページ区切り(Ctrl + Enter)

 こちらは一転、機能自体知らない方がいるかもしれませんね。文章がページ下部まで進み、キリが悪い、もしくは挿入する図の配置の関係で次のページに移ろうとする際、Enterを連打(改行)していませんか?その後、文書を全く修正しないのであれば、まだいいかもしれません。しかし、その部分より上部で行を追加した際は大変です。さっきまでピッタリに調整していたページの切れ目がずれちゃいます。最悪です。クリック、もしくはショートカットキー1つで解決するのに!その機能が改ページです。これは、「そのページの残りをすべて空白にして、次のページに移行する」という機能です。これを使って次のページに移行すれば、そのページに後から行を追加しても、改ページ部分が変更されるだけで、次ページの開始位置がずれたりはしなくなります。言葉だけで説明するのは難しいですね。今すぐにWordを立ち上げてCtrl + Enterを押してください。次のページに移動しましたよね?そしたら、1ページ目に戻って、改ページより上の部分に文字を打ってください。その際、2ページの文字の最初の位置が変化していませんよね?これなんです(笑)。お分かりいただけたでしょうか?(頼む、マジで1回試して(笑))

最後に

 最後にポイントがあります。それは、「これらの機能をショートカットキーで使用する」ということです。機能ぐらいは知っていると思いますが、これらをショートカットキーで使っていますか?これらをいちいちドラッグして選択し、各機能のボタンをクリックするのと、キーボードから手を離さずに高速で入力をすることができます。慣れればマウスをあまり使わなくなります。この便利さは経験しないと分からないと思います。この便利さを未経験の方は今すぐにWordを立ち上げて、化学反応式を書いてみてください。2度とマウスで上・下付きを行う気にはならなくなるはずです。


 今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。研究室に配属されたばかり4年生でも意外と知らない機能、というかショートカットキーだと思います。本記事があなたの書類作成の一助や復習となれば幸いです。「初級過ぎるわ!」と思ったそこのあなた、さすがですね!次は中級でも紹介しようと思いますので、今しばらくお待ちください。ではでは~。

最後までお読みいただきありがとうございます。私の記事で少しでも多くの方を勇気づけられたらなと思います。