自意識過過過剰

夜道を歩いてる時、目の前に女性が歩いていると、「これストーカーだと思われていないか?」と不安になる。実際は、「後ろにキモい奴がいるな」ぐらいは思われてるかもしれないが、害のないただキモいだけの奴をストーカーとまでは思っていないはず。けれど、今までカスのレッテルを貼られ続けてきた経験が、僕の思考をそうさせる。

そしたら、進行方向を変えるのだけれど、今度は、「アイツ、ストーカーしてるのがバレたから別の道に行きよったって思われてたらどうしよう」と不安になる。何か事件が起こった時に、「わざわざ遠回りする等おかしな行動してた奴」として容疑者にされるのではないかと。

昔は、夜道を歩いてる時、「不審者に会ったらどうしよう」だったけれど、今は、「不審者に間違えられたらどうしよう」と思うようになってしまった。

プライドが高くて心配症という最悪コラボの性格の持ち主なので、自分という人間は、自意識過剰にもほどがある。

スーパーで、特売や値引きの商品だけレジに持っていくと、店員さんから「貧乏人が…」と思われていないか不安になる。一日も早く全てのスーパーでセルフレジが導入されてほしい。

街を歩いていて、通行人からチラッと見られると、「アイツの服ダサッ!」とか思われていないか不安になる。僕が羨望の眼差しで見られることなんてないので、他人に見られるのは、ダサいかキモいか「散髪失敗した人だ」しかない。

ツイッターでnoteの記事を褒めていただくことがある。そういったツイートは、リツイートして「皆さん、僕めっちゃ褒められしましたよ!」とアピールしたいのだけれど、「皆さん、僕めっちゃ褒められましたよ!ってアピールウザいな」と思われないか不安になる。

話題の商品を絶賛するツイートをしたら「ステマだと思われてるんじゃないか」と思って削除したり、電車で自分の隣だけ人が座らなかったら「僕の隣なんて座りたくないと思われてるんじゃないか」と思って席を立ったり、爪が長いことに気づいたら「僕みたいな奴が爪が長いのはキモいんじゃないか」と思ってすぐに切ったりそんなことばっかりだ。

書いてから気づいたが、今回の記事の内容がCreepy Nutsのたりないふたりの歌詞に似てて「盗作だ」と思われないか不安だ。

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